RDTを未来に繋ぐ架け橋に。ダンス大好き少女がRDTで描く夢とは

RDTの前身であるRobots-Venus時代から、ロボッツのゲームを盛り上げ続けているYumi。
ゼロからRDTの成長を牽引してきた彼女のダンス、ロボッツとの出会いから未来の展望をお送りする。

Yumi
<ダンス経歴>
RDT創設時から唯一残るメンバー。ディレクター増岡とともにRDTの成長を支えてきた。
小学校1年生でダンスに出会い、高校時代は強豪校のチアとして甲子園のアルプスでパフォーマンスを披露した経験を持つ。
大学ではチアリーダーとしてアメフト、箱根駅伝など様々なイベントで活躍。

ダンスとの出会い

「小学校1年生の時にジャズダンスと出会いました。近所にダンス教室ができ、友達に誘われて体験会に参加したのがきっかけです。小さい時から踊ることは本当に大好きで、幼稚園の時も年小、年中、年長まで全部のダンスを覚えるのが私の勝手な習慣でした(笑)」

中学校に入ると、学業との兼ね合いでダンスを一度やめることとなる。
しかし、Yumiが再びダンスに向き合うまでにそう時間は掛からなかった。

「踊ることが好きだったので、高校入学を機に野球応援のチアリーダーとしてダンスを再開することになりました。応援委員会という形ですが、オーディションが開催されて各学年12人しか入ることができない部活のような委員会でした」

同級生や後輩には、プロ野球で活躍するような選手がいる強豪校。Yumiはチアとして、甲子園でパフォーマンスを披露した。
RDTとしてチームを牽引し、常にお客さまや周りのメンバーへの配慮を欠かさない彼女には、大舞台での経験が生かされているのだろう。

大学時代は体育会のチアリーディング部に入部する。チアのトレーニングと並行して毎日のようにウェイトトレーニングを行うなど、ストイックな姿勢は当時から今も変わっていない。

「チアリーディング大会では全国でベスト8まで進出することができました。その他、アメフトの応援や箱根駅伝でもパフォーマンスを披露していました。バスケットを応援する機会もあり、その時に楽しさを知りました」

チアリーディング競技からプロスポーツチームの応援へ

茨城ロボッツ RDT Yumi

「社会人になってからもクラブチームに入って、チアリーディングを続けていましたが、1年ほどで辞めてしまいました。そこから2年ぐらいブランク期間があったのですが、大塚商会アルファーズ(現・越谷アルファーズ)でチア(Alpha-Venus)をしている先輩がいらっしゃって。『やっぱりチアをやりたいな』と思いました」

ダンスを愛している。
自分の気持ちに嘘がつけないと気づいた時、決断することは難しくなかった。

「私が取り組んできたチアリーディングとチアダンスは勝手が違うところも多く戸惑いましたが、オーディションは気合で乗り切りました(笑)」

大事な決断は直感で決めるというYumi。
その決断が今に続く出会いへと繋がる事となる。

「アルファーズで出会ったのが当時、選手だった上原さん(現・茨城ロボッツGM)でした。そして、Nonさん(現RDTディレクター)がディレクター兼メンバーでした。Nonさんが最後の現役でした」

当時の3人はまさかこの出会いが長年続くとは思っていなかっただろう。ましてや茨城に舞台を移して、より激動の日々に巻き込まれる事になるとは夢にも思わなかったはずだ。

大塚商会と栃木ブレックスは繋がりが強く、山谷(当時、栃木ブレックス社長)がロボッツ社長に就任したことを機に、Alpha-Venusがロボッツを応援する日々がスタートした。
アルファーズの時はAlpha-Venus。ロボッツの時はRobots-Venusとして。

そして迎えた2年目には、ロボッツの応援がメインになる。
その時に大半のメンバーが辞めたという。東京都から茨城県がホームに変わるのだから無理もない。

「笠松運動公園で開催された熊本戦での勝利で続けようと決めました。ずっと負け続けているなかで奇跡的に勝利できた一戦だったので、大号泣したのを覚えています(笑)。水戸ホーリーホックさんの試合も開催されていたので、今も熱心に応援してくださっているブースターさん、さらに水戸ホーリーホックのサポーターさんの応援が重なり、印象に残っています」

RDTと茨城ロボッツの社員という選択

RDT立ち上げ期からチームを支えるYumiは昨年から更なる挑戦を決めた。
茨城ロボッツ(株式会社茨城スポーツエンターテイメント)の社員として、M-SPOで開講されているチアスクールの講師をはじめたのだ。

「M-SPOでチアスクール事業を始めることがきっかけでした。新しいチャレンジをするのなら今かなと、直感で決めました。会社に正式に話してから、1ヶ月後には水戸にいました(笑)。ゆくゆくはスクール生からRDTを誕生させるのが目標。誰が第1号になるのか今から楽しみです」

笑顔で夢を語る彼女を心から応援したいと思った。
RDTの歴史を積み重ねる彼女の意思を受け継ぐ「未来のRDT」が誕生するのはそう遠くないのではないか。

4月6日には、RDTのパフォーマンスだけでなく、チアスクールのパフォーマンスも披露する予定だ。
パフォーマーとしてのYumi、「先生」としてのYumiの一面が楽しめる1日をブースターの皆さまに是非楽しんでもらいたい。

おすすめの記事