ラマート選手がバスケットボール選手として大切にしていることは勝利、そしてチームメイトだ。2018-19シーズンは、残念ながら勝利(B2制覇、B1昇格)を手にすることが出来なかった。ラマート選手が考えるロボッツが成長するために必要な要素とは何かを聞いてみた。
(取材日:2019年4月26日)

コナー・ラマート Connor LAMMERT
1994年8月31日生まれ、アメリカ合衆国出身。
日本でのキャリア3シーズン目に茨城ロボッツに加入。206cmという高身長ながらアウトサイドも得意とするストレッチ・フォータイプ。クールな外見からは想像できないほどの秘めた熱い闘争心を持ち合わせている。

2016-17 広島ドラゴンフライズ(B2)
2017-18 西宮ストークス(B1)
2018-19 サイバーダイン茨城ロボッツ(B2)

「茨城ロボッツをプレーオフへ導き、B1へ昇格させるんだという気持ちで戦ってきたのですが、それが達成できないとわかった瞬間、非常に残念な気持ちになりました。と、同時に残り少ない試合でチームとして新しい目標を見出すことは難しい作業でした」

B2制覇、B1昇格という目標には届かなかったが、良いシーズンでもあったとラマート選手は言う。

「チームとしても個人としても、スタッフ、会社としてもいいところが多く、ポジティブに受け取れる部分がたくさんあったと思います。ただ、改善点というのは確かにあります。それは今後成長できる要素と捉えることができます」

コナー・ラマート Connor LAMMERTによる2018-19シーズン振り返り

今シーズンから加入したラマート選手は、チームを俯瞰した時にどのように見えていたのだろうか。ラマート選手が考える改善点とは…。

「今シーズン一番大きな出来事として、シーズン途中にコーチが変わったことがありました。シーズンを通してリーダーがいることが大事だと思います。岩下HCになってから残り試合数が少なかったこともあり、岩下HCのバスケットを試合に反映することは難しかったです。しかし、チームとしては確実に良くなっていく感触はありました。ロボッツの日本人選手はみんな素晴らしい能力を持っていますし、今シーズン所属していた外国籍選手も良い選手でした。良い要素はたくさんありましたが、一つにまとまることが出来なかったのかなと思います」

2017-18シーズンは怪我の影響による途中退団、2018-19シーズンも怪我に苦しみ悔しい思いをしてきた。メンタルの保ち方など、心身のバランスをどのように調整していったのだろうか。

「バスケット選手としてのキャリアを積んできて、今までどこも痛めていない、100%健康状態だという選手は聞いたことがありません。必ずどこかに傷を抱えていると思います。今シーズン自分が怪我したところは、2017−18シーズンに怪我をした部位とは違うところです。正直、2017−18シーズンよりもプレーをするのに苦労しましたが、選手としてプレーすると決めたならば、最後までプレーしきらなければならないと自覚しています。もちろん、怪我によってプレーできる範囲は限られてしまいますが。今シーズンは怪我を通して色んなことを学びました。ひとつの大きな学びは、痛みなのか怪我をしたのかということです。もちろん、怪我をしてしまったらチームに迷惑を掛けてしまいます。ただ、痛みというのであれば、選手としてプレー出来るので、痛みを押して戦うのか制限を掛けるのかというのを学びました。もちろん怪我をしないことがベストですが、賢く付き合っていくという判断をしなければいけません」

コナー・ラマート Connor LAMMERTによる2018-19シーズン振り返り

全力で戦ってきたからこそ、怪我に苦しんだシーズンになったのかもしれない。ラマート選手が考えるチームにとって印象深い試合は、開幕から4連勝した後のアウェイゲームだった。

「シーズンはじめてのアウェイゲームだった愛媛オレンジバイキングス戦は、初戦は惜しくも2点差で負けてしまいましたが、2戦目はしっかりファイトバックしてチームとして勝利を得ることができました。カールも僕自身もいいプレーが出来たと思いますし、チーム全体としていい内容のゲームができたと思います。あの2戦目はチームのハイライトだなと喜びを感じました」

勝利とチームメイト。
選手個々の能力は高く、それぞれが内に秘めた想いも強い。チームが一つになることで、茨城ロボッツはもっと強くなれる。ラマート選手が語った改善点は茨城ロボッツが成長できる要素の一つだ。来シーズンこそ、強固なチームでB2制覇、B1優勝を実現させよう。

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