Inside of ROBOTS~ロボッツを支える仲間~ 橋本愛弥編(興行運営・スクール講師)

茨城ロボッツのフロントスタッフにフォーカスを当て、普段どんな仕事を、どんな想いで取り組んでいるのかを伝えていく新企画「Inside of ROBOTS~ロボッツを支える仲間~」

第1回は興行運営とスクール講師の「二刀流」で頑張る青森女子の橋本愛弥。バスケットを多くの人に知ってもらう「きっかけづくりをしたい」と熱く語る彼女に迫った。

大好きなバスケットボールを普及させたいという想い。
そして、ロボッツの試合で感じた会場の一体感に感動し「一緒に創り上げたい」と決意し、二刀流の道へ

ーバスケットを仕事にしたいと思ったきっかけは?

小さい頃は学校が終わると男の子たちと外でずっと遊んでいるような子どもで、その時からずっと体を動かすことが好きでした。
バスケットボールは小学校3年生から15年間続けていたのですが、大学生の時にアルバイトでスクールを担当することになり、続けてくうちに子どもたちに体を動かすことを教えたいという想いと、大好きなバスケットを普及させたいという想いが強くなったことが、バスケットを仕事にしたいと思った大きな要因です。

ーロボッツに入ったきっかけは?

バスケットのつながりで渡邊さん(茨城ロボッツ興行運営担当)と出会い、渡邊さんの紹介で川﨑さん(M-SPO いばらきスポーツタウン・マネジメント社長)に、「幼児クラスを作りたい」という展望を伺い、私が一番やりたかった「子どもたちに体を動かすことの大切さを伝えたい」ということができるのではないかと思い、ロボッツで働こうという気持ちになりました。

 

ー今はどんな仕事をしていますか?

大きく2つで、ロボッツホームゲーム時の興行運営とROBOTSバスケットボールスクールのスクールコーチをしています。

興行運営は、スムーズな興行運営や試合進行ができるようなオペレーション周りを担当しています。具体的にはRO-VOLTS(ロボルツ、茨城ロボッツの試合運営を支えるボランティア組織)の方々と連携したり、試合前日と当日の現場管理を行っています。前日は設営時の作業管理、当日はご来場者様の質問に答えたり、アリーナ内で不足している部分はないかを確認しています。

具体的にはアリーナ装飾の見栄えを気にしたり、入口付近のお客様への対応、アダストリアみとアリーナなど会場に近づいた時に非日常感を感じていただけるような空間づくりなども取り組んでいます。

ROBOTSバスケットボールスクールでは、小学校1年生から大人までのバスケットボールスクールコーチを担当しています。

具体的なクラスとしては、主に初心者に向けて行われている『はじめてのバスケットボールスクール』(https://m-spo310.com/basketball/about/)を担当しています。『はじめてのバスケットボールスクール』では、3か月という期間の中で初めてバスケットボールをする人たちに対して、バスケットをやってみたいと思っていただけるようなきっかけ作りができるようにこだわっています。

感謝を述べられたり「あいみコーチで良かった」と直接言っていただいた時は本当にやってよかったと感じる瞬間です。

ー仕事をする上でやっててよかったと思うこと、大変だったことはあるか

試合会場でもスクールでもまず嬉しいのは「感謝」を述べられることです。そしてスクールではまたやりたい、また来たいという声を聞くことができることは本当にうれしいです。

 

ー具体的なエピソードはありますか?

スクールの後に「このクラスで良かった」「あいみコーチでよかった」と言われたことがあります。

また、とある保護者の方には「今までスポーツに興味関心を持ったことがなかった子が、唯一このスクールに通ってバスケットを続けたいと言ってます!」や「今までいろいろ習わせて続かなかったのに、このバスケットボール教室に通って、また通いたい、ボール買ってほしいと言われました!」ということを直接言っていただく機会がありました。

そういう時は本当に嬉しいですし、やってて良かったと感じる瞬間でしたね。

 

ー大変だと感じること

スクールでは言葉のチョイス1つで伝わり方が変わるのですごく考えながら話していたりします。特に小さい子どもたちだと気を付けますね。あとは、そもそもバスケットボール自体の奥が深いので、それを教えるというのは何年もバスケットをやっていた私でも難しいと感じます。特に初めての人に対しては上手く伝えるのは難しいですね。

試合では、多くの方のご意見がある中で、皆さまにとってのロボッツ観戦がどんどん良くなっていくために日々考えています。はっきりとした正解がない中でゴールがないからこそ追求していこう、良くしていこうと日々思うようにしています。

バスケを通じて、子どもたちがスポーツに触れる『きっかけ』を作っていきたい

ー今後やっていきたいこと、夢

夢は始めに少し話ましたが「バスケを通じて、子どもたちがスポーツに触れる『きっかけ』を作っていきたい」と思っています。『はじめてのバスケットボールスクール』で「あいみコーチでよかった」と言われたように、スポーツに興味のなかった人たちにバスケットをしたいと言っていただけるような声を広げていくことができたらと思います。

試合運営に関しては、設営から試合運営、撤去まで「橋本が入れば大丈夫だ」と言われるような任されるような人になりたいです。日々皆さまにより良いロボッツ観戦をしていただけるように頑張ります!

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