未来のまちのキープレイヤーへ!第三回「ロボッツまちづくり会議」を開催

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取材・文:茨城ロボッツ text by IBARAKI ROBOTS
写真:茨城ロボッツ photo by IBARAKI ROBOTS

B.LEAGUEと日本財団が推進する「スポーツ×地域課題解決のまちづくりモデル事業」の採択を受けて始動した「ロボッツまちづくりプロジェクト」。その一環として9月にスタートした水戸のまちなかを盛り上げるためのプログラム「ロボッツまちづくり会議」の第三回目が、11月16日(日)にM-SPO まちなか・スポーツ・にぎわい広場にて開催されました。

この日も学生から社会人まで、地域・水戸を盛り上げていきたい様々な年代の参加者が集い、ロボッツを活用したまちづくりについて意見を交わしました。
茨城ロボッツが第一弾・第二弾採択クラブへ。B.LEAGUE・日本財団 スポーツ×地域課題解決のまちづくりモデル事業

ロボッツまちづくり会議とは
茨城ロボッツのホームタウンである水戸のまちなかに新たな「にぎわい」や人流を生み出すため、地域とつながりから自ら行動を起こせる次世代リーダーを育てることを目的としています。まちなかで様々な活動をしてきたキーパーソンの方々をメンターとして迎え、選考を通過した参加者と共に学び・議論しながら、新しい挑戦を形にしていきます。

目次

熱意を可視化し「自分事」としてまちと向き合う

第三回目の開催となるこの日は冒頭に個人ワークを実施し、参加者が自分自身と向き合う時間を設けました。
ワークシートを使用し、「ロボッツまちづくり会議」に参加した目的や、これまでの活動内容の振り返りを行いました。
9月のスタートから今日までの活動に関わってきた中で、自身の考えがどの様に変化したかなどを深く見つめ直す時間となりました。
10月25日・26日に実施されたパブリックビューイングでのイベント運営を経験したことも踏まえ、参加者はこれまでの活動を総括。今後の活動をより具体的にイメージし、まちづくりへの意欲を新たにしました。こうした「自分事」として向き合う姿勢は、水戸のまちの未来へとつながっていくことでしょう。

「まず、やってみる」それが水戸のまちを動かす最大のエンジン

個人ワークの後は、メンターとして会議に参加しているまちのキーマンの方々にご登場いただき、これまでの経験や活動を通して学んできたことなどを参加者と共有いただきました。

まずは、自分と地域のあした(未来)を創造することを目的に、学生と20代30代のために開かれた民間学校「あしたの学校」の代表を務める佐川 雄太さん、そして共に活動を続けてきた須藤 文彦さんからお話を伺いました。

「街はキャンパス、人は教科書」をコンセプトに掲げ、地域のリーダーや経営者などが先生となり、世の中・地域・リーダーシップを学び、実践していく「あしたの学校」。佐川さんは、水戸のまちづくりにおける“自分事化”の重要性を学べる場であると語ります。
活動内容は、水戸の人々が講師となる月2回の通常授業(2017年まで実施)や、自主企画の課外授業など。誰もが先生にも生徒にもなれる場を提供してきました。これまで200名以上が学び、活動は「勝手に観光大使」としての観光ガイドや、まち歩きなどのスピンオフイベントへと発展しているそうです。
佐川さん自身がこの活動を通して「やっぱりやりたい」と思ったことは、ガイドや来街者のおもてなし。「水戸って面白かったね、また来たいね」——そんな流れを創出したいという動機こそがガイド活動の原点であると語りました。
成功の秘訣は「まずやってみる」こと。
そして「早く行きたければ一人で行け。遠くへ行きたければみんなで行け。」の精神で周囲を巻き込み、目標が大きければ大きいほどネットワークを活用して活動そのものを楽しむことだと強調しました。

水戸市職員でありながら精力的に課外活動を続ける須藤 文彦さんは、驚くべき経験と独自の哲学を手作りのフリップを用いて語ってくださいました。県内を転々としていた自身が水戸のまちづくり活動において最も重要だったのは、「強力な人の存在」だと強調します。
須藤さんは、市役所に就職して初期に出会った恩人たちに導かれる形でまちづくりの活動をスタート。彼らからは、社会での振る舞いや組織での立ち回り方といった社会の歩き方を実践を通して学んだと言います。
そして長年の活動で辿り着いた核心的な真実として、まちづくりは世のため人のためである以前に、自分のための活動であるという気づきを語ってくれました。世のため水戸のためと思って取り組んでいたにも関わらず、「あなたは自分のことしか考えていない」と言われた経験から、「水戸をもっと良いまちにしたい!」と思うのは自分自身であり、あくまで己の気持ちが原動力なのだと気づいたそうです。そう割り切ったことでその後の活動が明確になったと語ります。
この自分勝手さこそがモヤモヤを解消し、活動を心から楽しむためのエネルギー源となりました。「自分の真ん中にでっかいライフがある」、この言葉に出会い、ライフとワークを切り離すのではなく、自分の人生として活動することに腑に落ちた須藤さんは、今もすっきりした気持ちで日々活動を続けています。

続いて、10月25日・26日のパブリックビューイングイベントを共に盛り上げてくれた、「ヘルスPOWERフェス」と「あおぞらメルカート」の主催者である、根本 真寿美さんと石田 典惣さんにイベント経験や大切にしていることなどを語っていただきました。

根本真寿美さんが主催する「ヘルスPOWERフェス」は、5年前に小さな芝生広場からスタートしたと言います。「まちなかを賑わせたい」というシンプルな想いで健康・スポーツ・まちの賑わいを掛け合わせたイベントを企画し、今回で第6回目の開催を迎えました。当初は来場者300人規模でしたが、今では5,000人規模の一大イベントへと成長しました。
これは一人の力ではできないことに、皆のやりたいことやワクワクを乗せてきた結果であるといい、イベントが出展者同士の新たな連携や「次こういうイベントをやろう」という連鎖を生むきっかけとなり継続できていることが何よりの喜びだと語りました。

多世代交流と賑わいを創出するフリマイベント「あおぞらメルカート」の主催者である石田 典惣さんは、過去にボランティアの若者が不遇な扱いを受けていた事への問題意識から、学生が主体となり企画・運営の全てを担うハロウィンイベントを10年ほど前に立ち上げたと言います。
最近はAIの登場によりアイデア自体は誰もが持ちやすくなりましたが、石田さんは「行動を起こすことができる人は今も少ない」と指摘します。この“行動すること”こそが、競争優位性を生む最強の差別化戦略であると断言しました。
今回は短い準備期間で10月26日の企画を実現。「皆さんに背中を見せること、行動するということを示したい。」という強い想いを体現しました。地域の未来を動かすには机上の理論や優れたアイデアよりも、まず一歩踏み出す勇気が必要であるというメッセージを参加者に送りました。

12月27日・28日のパブリックビューイングに向けて本格始動

会議の後半はグループに分かれ、12月27日・28日の広島ドラゴンフライズ戦のパブリックビューイング開催時のイベントについて話し合いました。
福祉と子どもをテーマに「誰でも」楽しさを共有できるイベントを4チームに分かれてアイデアを出し合いました。会場内でのワークショップはもちろん、まちなかに繰り出すまち歩き企画も進行中です。ぜひご期待ください。

会場となるM-SPO まちなか・スポーツ・にぎわい広場では、27日は茨城から福祉で世界を元気にするプロジェクト「いばふく」、28日には大人も子どもも夢中になれる遊び場を展開する「まちのこ団」がイベントを開催し、年末の水戸のまちなかを共に盛り上げます。

いばふく
https://www.ibafuku.com
まちのこ団
https://www.machinoko.jp/

地域コミュニティと「ロボッツまちづくり会議」の参加者が共創し会場を作り上げる2日間がまもなくやって来ます。12月27日・28日のパブリックビューイングイベントへのご来場をお待ちしております。

「ロボッツまちづくり会議」をはじめ、茨城ロボッツのまちづくり活動に関する最新情報は、Facebookページ「ロボッツまちづくりプロジェクト」で発信中です。皆さまからのフォローをお待ちしております!

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