取材・文:茨城ロボッツ text by IBARAKI ROBOTS
写真:茨城ロボッツ photo by IBARAKI ROBOTS
茨城ロボッツは茨城県子ども未来課とタッグを組み、保育人材の確保や復職支援を目的として、茨城県の保育の現場を盛り上げる連携企画に取り組んでいます。
その第一弾として、保育の資格取得や就職支援を中心に行う茨城県の「いばらき保育人材バンク」と、そのサポートを受けて復職し自分らしく働く保育士をご紹介、そして公式マスコットの「ロボスケ」が保育士のエプロンを着用したコラボグッズの制作を行いました。

第二弾では、コラボグッズが大好評でご機嫌のロボスケが、保育士の仕事を体験するため笠間市のこども園に潜入。子どもたちと触れ合い、保育士として働く久保 優梨香さんと園長を務める浅野 学志(さとし)さんへのインタビューを行いました。
今回は保育の現場のリアルな声を、ロボスケの奮闘ぶりと共にご紹介いたします。
永遠ノ5歳児、子どもたちと大はしゃぎ
コートを飛び出した永遠ノ5歳児・ロボスケが向かった先は笠間市の「めぐみこども園」。3年前に新築移転した温もりあふれる園舎が特徴的で、農作物の収穫を通した食育や、科学・技術・工学・芸術・数学の5つの分野から創造性をはぐくむSTEAM保育に力を注いでいると言います。こうした取り組みは、県内の保育現場でも広がりつつあります。
こども園への訪問にテンション高めのロボスケは広々としたホールに通され、入場してくる子どもたちのお出迎えを任されました。
「果たしてロボスケを知っている子は何人いるのかしら」「怖がって一人も近寄ってくれないのではないか」「大泣きされたらどうしよう」などの不安を胸に、ロボスケの初挑戦を固唾を飲んで見守る周囲の大人たち。
しかし、そんな不安を払拭したのは「あ!ロボスケだー!!」という元気な声と、無邪気に手を振る子どもたちの笑顔でした。
怖がるどころか、みんなロボスケの大きな体に興味津々で、次々と集まって来る子どもたちの熱量にロボスケもタジタジの様子でした。

その後、教室に案内されたロボスケは意気揚々と黒板の前に立ち、子どもたちを前にこの日だけの特別な授業を始めました。
質問タイムでは「すきなたべものはなんですか?」「すきないろはなんですか?」など、次々と降り注ぐ純真無垢な問いかけに、ロボスケが懸命なしぐさで答えていきます。



最後はみんなで練習した「GO!GO!ROBOTS!!」のポーズで記念撮影を行い、ロボスケは未来のブースターたちと笑顔はじける最高の時間を過ごすことができました。

ロボスケがインタビュー! 保育士さんに聞いた 自分らしい働き方
子どもたちにモテモテですっかりご満悦のロボスケは、2歳児クラスを担当する久保 優梨香さんに突撃インタビューを敢行しました。ロボスケならではの切り口で質問、保育現場のリアルを語っていただきました。

- YOUハ 何シニ保育士サンニ???
(保育士を目指したきっかけを教えてください。) -
年が大きく離れた兄弟の面倒を見る機会が多く、それがとても楽しかったことが保育士を目指す原点となりました。子どもたちの成長を身近で見守り、喜べる仕事がしたいという思いがきっかけです。実際に働いてみて、結婚・出産といったライフイベントを経ても環境が変わらず楽しく続けられており、保育士になって本当に良かったと感じています。
- オ仕事シテテ HAPPYナノハ ドンナ時?
(保育士のやりがいや楽しさを教えてください。) -
実際に保育士として働く中で、子どもたちの小さな成長を身近で見守れることが一番大きなやりがいであり、喜びだと感じています。保護者の方と一緒にその成長を喜べる瞬間も大切です。
特に2歳児のクラスでは、お話が少しずつ上手になっていく過程や、できることが増えていく成長がよくわかる時期なので、見守るのがとても楽しいです。例えば、4月には言えなかった先生の名前をしっかり呼べるようになるなど、自分のことを認識してくれているのが伝わってくることは嬉しい瞬間です。
- コノ保育園ノ 魅力ヲ教エテチョンマゲ
(この保育園の魅力を教えてください。) -
一番の魅力は、結婚や出産など環境が変わっても仕事を続けていけることです。
また、先生同士の人間関係が非常に良く、私よりも上の先輩方がいつも気にかけてくれるため、安心して働けます。お互いに気にかけ、切磋琢磨しながら成長できる風土があり、この環境が自分に合っていると感じ、入職後6年間楽しく続けることができています。 - オ家ニ帰ッテモ オ仕事スルノ???
(残業や業務の持ち帰りはありますか?) -
保育士の仕事には「持ち帰り」のイメージがあるかもしれませんが、当園では業務内でしっかり終わる仕事内容になっており、持ち帰りの不安は一切ありません。これは、働く上での大きな安心感に繋がっています。また、環境の変化があっても働き続けられるよう、職場の人間関係やフォロー体制がしっかり整っているため、不安なく仕事に集中できます。
- 未来ノ保育士サンタチニ ヒト言 !!
(保育士を目指す皆さんへのメッセージをお願いします。) -
保育士は大変なイメージがあるかもしれませんが、子どもの成長を見守り一緒に生活することで、私たち自身も日々、新たな学びを得られるやりがいのある仕事です。保育士資格は一度仕事を辞めても再就職しやすく自分の力になります。さらに、自分が子育てをする際にも保育の知識が活かせるため、子育てに関する不安も和らぐというメリットもあると思います。
ロボスケがインタビュー! 園長先生が取り組む 働きやすい環境づくり
保育士の労働環境が非常に充実していることに少し驚いた様子のロボスケですが、園長兼茨城県民間保育協議会の会長を務める浅野 学志(さとし)さんに、保育士を取り巻く環境や働きやすさの秘密を伺いました。

- コノ「こども園」ガ大切ニシテルコト ナ~ニ?
(園のこだわりや方針を聞かせてください。) -
園舎のこだわりは、とにかく子どもたちが安全に過ごせることです。ヒューマンエラーを減らすため、鍵の位置を高くしたり指挟み防止装置を付けたりするなどの工夫を施しました。また、以前の環境と変わらず子どもたちが戸惑いなく生活できることを重視しています。
保育士の仕事に対する方針としては、外部の力に頼るのではなく、保育士が「やりたい」と思うことを尊重し、積極的に実現させています。ただし、各自の負担にならないよう、仕事量を増やしすぎないバランスを大切にしています。 - 色ンナ働キ方 出来ルンデス?
(多様な働き方への対策はされていますか?) -
ワークライフバランスを重視し、短時間労働を積極的に取り入れています。子育て中の保育士には残業をなくしたり、勤務時間を短縮したりするなど、ライフスタイルに合わせて柔軟な働き方を提案しています。また、一人ひとりが抱える環境の違いに対応するため、負担が特定の保育士に集中しないようシフトを工夫して組むことで対応しています。
- センセー達ガ辞メナイ理由ハ…ズバリ〇〇デショウ?
(退職する保育士が少ない理由は何だとお考えですか?) -
特別な取り組みをしているわけではありませんが、人間関係が良好で「働きやすい」と感じてくれているのだと思います。ベテランの保育士が多く在籍していることが、安心感に繋がっているのかもしれません。当園で最も優先しているのは、今いる保育士がいつまでも長く勤めてもらえる環境を作ることです。退職者を出さないための環境づくりが、結果的に高い定着率に結びついていると考えています。
- 園長センセーノ オ悩ミ聞イテアゲル!
(採用活動について課題や悩みはありますか?) -
新卒採用が継続して確保できていない点が現在の課題です。しかし、採用活動で多くの職員を入れるよりも、現在在籍している職員が長く勤められる環境を整えることを最優先の戦略としています。職員の定着こそが、園の安定的な運営に繋がるという考えに基づき、質の高い環境で長く働いてもらうことに 注力しています。現在22名が在籍していますが、さらに労働環境を良くするためあと3〜4人必要だと考えています。
- 最後ニ…園長センセーカラ大事ナオ話 ドゾッ!
(園長先生からメッセージをお願いします。) -
保育士という職業の地位を社会で向上させていく必要があると考えています。「育児ができるから保育ができる」という認識ではなく、保育は専門知識を持ったスタッフが担うべき専門職であるという重要性を、社会全体に理解してもらう努力が必要です。保育の専門性を正しく評価してもらえるよう、業界全体として働きかけを続けていかなければならないと考えています。



今回の連携企画は、子どもたちにとって忘れられない思い出となったのはもちろん、地域の未来を担う子どもたちの笑顔を支える保育のプロの仕事に触れたことは、ロボスケにとっても保育という仕事の大切さを知る貴重な経験となりました。
最後に、子どもたちと触れ合い保育の現場を体験したロボスケからのコメントをお届けいたします。
ロボスケめぐみこども園ノ チョベリキュッ♥デ 元気100倍ナロボダチノ皆ンナト遊ンデモラエテ ロボスケ、トーーーーーーーーーーッテモ楽シカッタ⤴⤴⤴ 次ハ皆ンナガ 茨城ロボッツノ試合会場ニ遊ビニ来テネ、待ッテルヨ~♬
茨城県の「いばらき保育人材バンク」が未来の保育士を応援する企画をご紹介します。
・お試し保育体験実習 ※ご希望の時期に実施
…保育士資格を取得して保育現場を離れている方へ、保育士復帰のきっかけとなる体験実習です。
・保育士試験対策講座
…保育士資格の取得を目指し、茨城県で就業予定の方へ、9科目すべてを1日で集中的に対策する講座です。(無料!)
・いばらき保育人材バンクにご登録いただいた先着50組100名様を茨城ロボッツのホームゲームへご招待!
その他、ロボスケのアクリルキーホルダーやクリアファイルなどロボッツとのコラボグッズのプレゼントも企画中なので、いばらき保育人材バンクのイベントをお見逃しなく!




各イベントの詳細・実施条件は、いばらき保育人材バンク公式情報をご確認ください。









