バスケットボールは体育の授業でやった以来…なんて方も少なくないと思います。
でもご安心ください!
「まずはこれだけ知っておけば大丈夫!」そんなバスケのルールを厳選しました!
選手の人数
各試合にエントリーできる選手の人数は、1チームあたり10名〜12名。コートには1チーム5人が出場し、5人全員で攻撃し、5人全員で守ります。
外国籍選手のオンザコート出場ルール
(3) 延長時限においても前項と同じく取り扱うこととする。
ポジションと主な役割
大きく分けて5つのポジションがあります。
状況に応じて役割を変え、2つ以上のポジションをこなすことができる選手もいます。
トランジションに注目!
トランジションとは「攻守の切り替えのこと。全員で攻撃し、全員で守るバスケットボールは、このトランジションの早さが特徴です。相手のディフェンスが整う前に攻撃できれば、簡単にシュートにいくことができますよね。攻守の切り替えにもぜひ注目してみてください。
シックスマンとは
シックスマン(第6の男)とは、スターティングメンバーの次に最初に試合に出てくるベンチメンバーのことです。チームが劣勢の時には試合の流れを引き戻す、勢いがある時は更に勢いを加速させることが求められます。途中出場の選手の活躍も重要なポイントです。
試合時間
試合は1クォーター10分を4回行います。第1・2クォーターと第3・4クォーターの間に2分間のインターバル、第2・3クォーターの間にハーフタイムを挟みます。(試合開始から2時間弱で試合終了となります)
4クォーター終了時に同点の場合は、2分間のインターバルの後、5分の延長戦を行い、以降同点の場合はこれを繰り返します。
タイムアウト
■タイムアウト
試合中に、休息や作戦伝達のために、60秒間のタイムアウトをとることができます。各チーム前半2回、後半3回、延長時限では1回までと決められています。
■オフィシャルタイムアウト(90秒)
第2Q、第4Q残り5分を切って試合が止まったところで、自動的にオフィシャルタイムアウトとなります。
クラッチタイム
接戦の勝負を決定づける試合終盤の大事な局面のことを指します。そんな場面で勝負強い選手をクラッチプレーヤーと呼びます。
得点
■ツーポイントシュート(2点)
スリーポイントライン内側からのシュート。
■スリーポイントシュート(3点)
スリーポイントラインよりも外側のシュート。
シュートが決まった場合は3点になります。
(ツーポイント、スリーポイントとオンタイム中に記録される得点のことをフィール ドゴールと言います。)
■フリースロー(1点)
シュートに対するファウル、チームファウルが1クォーターに5回を超えた場合、テクニカルファールの時などに与えられます。
バスケのシュートの種類の中で唯一誰にも邪魔をされないで打てるシュートです。決まると1点が加算されます。
ブザービーター
ゲームクロックや24秒クロックが0になる直前に決まるシュートのこと。終了ブザーが鳴る前に、ボールが手から離れてシュートが放たれていればゴールは認められます。ブザーと同時に シュートがゴールに吸い込まれる、そんなブザービーターで勝負が決まることもあり、バスケットボールで最もエキサイティングなプレーの1つです。
バイオレーション&ファウル
ルールに対する違反行為をバイオレーションといいます。バイオレーションが起こると、ボールの所有権が相手チームに移ってしまいます。
主なバイオレーション
■アウト・オブ・バウンズ
コートの外にボールが出てしまうこと。(最後にボールに触っていた選手の相手チームボールで試合が再開されます。コートのラインはコート外として扱われます。)
■トラベリング
ボールを持って3歩以上歩いてはいけない。
■ダブルドリブル
ドリブルを一度止めてボールを持ってから、再度ドリブルをしてはいけない。
■オーバータイム
●24秒ルール:攻撃側のチームは、ボールを保持してから24秒以内にシュートを打たなければならない。(シュートがリングに当たって再び攻撃側がボールを保持したときは、14秒にリセットされます。)
●8秒ルール:攻撃側のチームはバックコート(守るゴールがある側)から、フロントコート(攻めるゴールがある側)まで運ぶのに8秒を超えてはならない。
●5秒ルール:攻撃側のチームは5秒以内にスローインをしなければなりません。また、ボールを持ったプレーヤーはパスもドリブルもしないで5秒以上ボールを保持してはなりません。フリースローの際は、審判からボールを受け取って5秒以内にシュートを打たなければなりません。
●3秒ルール:攻撃時、ゴール下の長方形の制限区域内(ペイントエリア)の中に攻撃側のプレーヤーは3秒を超えてとどまることはできない。
24秒ルールでバスケはおもしろくなる!
高さやスピードといった迫力に、「時間」という要素が加わることで、バスケットボールは、より緻密でおもしろい競技となっています。24秒ルールで定められている通り、攻撃に使える時間は「24秒」。試合の残り時間と点差によって、どのくらい時間を使って攻撃するか(早く攻めるか?ゆっくり攻めるか?)などの戦術にも注目すると、さらにバスケットボールがおもしろくなります。
主なファウル
■パーソナルファウル
相手選手との不当な体の触れ合い(「押す」「ぶつかる」「引っ張る」「抑える」「叩く」)行為には各種ファウルが宣告され、相手チームにボールの所有権が移ります。また、シュート動作中のファウルには、相手チームにフリースローが与えられます。
■テクニカル・ファウル
身体の触れ合いはなく、スポーツマンらしくない行為。相手チームに1本のフリースローが与えられ、ボールの所有権はファウルが起きた際にボールを保持していたチームのものとなります。
■アンスポーツマンライク・ファウル (略称:アンスポ)
身体の触れ合いがあり、かつスポーツマンらしくない行為。相手チームに2本のフリースローが与えられ、さらに相手チームにボールの所有権が移り、試合再開となります。
ファウル数は重要
1試合1選手5回ファウルをすると退場となってしまいます。そして、1つのクォーター内でチーム全体のファウル数が4回を超えると、5回目からはシュート動作中のファウルでなくても、相手チームに2投のフリースローが与えられます。