文=鳴神富一

自慢のオフェンス力で捲土重来を図る福島ファイヤーボンズ

攻撃力が自慢の福島ファイヤーボンズは、リングに向かってアグレッシブなオフェンスを展開して主導権を握るのが持ち味だ。東地区の中では最多のチーム平均得点を誇り、加えてオフェンスリバウンドの数はB2リーグトップクラスの成績を残している。つまり、オフェンスリバウンドを獲得してセカンドチャンスでスコアを重ねているのも特徴であり、それが得点力の高さにも繋がっている。外国籍選手のペイントエリア内での強さも顕著で、リバウンドが確保できることからアウトサイドシュートも積極的に打ってくるチームでもある。しかし、一方でディフェンスの強化は急務であることは間違いない。得点数に比例して失点数も多いという課題があるだけに、ここをクリアにすることが彼らの浮上のきっかけになるかもしれない。

今シーズン初対戦!「カギ」はリバウンドと3Pシュート

昨シーズン、ロボッツは福島に対して1勝5敗と負け越している。加えて2シーズン前、いわきの地でプレーオフ進出を阻まれた因縁の相手でもあり、あの悔しさは今でもロボッツファミリーは忘れていないだろう。しかし、今シーズンは現段階での成績を見ても、過去の結果を覆すことができる状況にいるのではないだろうか。今シーズン初対戦となる今節は、やはり福島の強力なオフェンスリバウンド獲得を阻止しなくてはいけない。チーム全員で自分たちのリングを死守するためにも、誰かに任せるのではなく自ら取りに行く姿勢を見せていきたい。そして、アウトサイドシュートの確率はもう一つ大きなポイントになるだろう。インサイドでの攻防が両者強みでもあるだけに、アウトサイドでしっかりと起点を作ることができればフロアバランスも良くなり、オフェンスでの主導権を握ることができる。そのためには得点の多い3Pシュートで相手にダメージを与えることが非常に有効となるだろう。

チームに勢いを与える日本人ガードに注目!

アウトサイドシュートとリバウンド。ゲームのキーポイントをこの2つに絞った中で注目すべきなのは、ガードポジションで誰がこの役目を担うかだろう。福島の司令塔である村上慎也は、勝負どころのアウトサイドシュートが非常に正確でチームに流れをもたらすことができるガードである。リバウンドにも積極的に参加して、速い展開のバスケットを演じるなど、ロボッツにとっては注意が必要な存在だ。一方のロボッツは、プロ選手としてルーキーシーズンを迎えている鶴巻啓太に注目したい。フランチャイズプレーヤーとして類まれな身体能力を活かしてリバウンドをもぎ取り、積極果敢なオフェンスでドライブや3Pシュートを決めてチームに勢いを与えている。さらには、12月21日、22日の愛媛戦では2試合で27得点・8リバウンド・6スティールと大活躍を見せて21日にはゲームMVPを獲得するなど、今流れに乗っている選手の一人だ。二人のどちらがコート上で輝きを見せるのか、これが大きな勝敗の分かれ目になるかもしれない。

運命を分ける勝負の2020年、ホーム初戦から快進撃を止めるな!

2019年11月23日のゲームから破竹の連勝街道を突き進み、ついにプレーオフ進出圏内に足を踏み入れた我らがロボッツ。チーム全体としての底上げも図られ、勢いに乗ってきていると言っても良いだろう。しかし、我々が目指すのはあくまでも「B2優勝・B1昇格」であることを考えると、ここで決して歩みを止めてはいけない。むしろ、その歩みを加速させて東地区のトップまで躍り出ないと、目標は夢で終わってしまう。そのためにも今回の福島戦では連勝を収め強さを見せ付けることが求められている。運命の2020年、まずは新年最初のホームゲームを大声援で後押しし、歓喜の瞬間を全員で迎えよう!

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