「RUN as ONE~一丸疾走~」2019-20シーズンを振り返ってー柴田宗範ストレングスコーチ篇ー

その時は突然訪れた。2020年3月27日(金)、新型コロナウイルスの影響で2019-20シーズンの全日程を中断しシーズンを終了することが発表された。B1昇格に向けてプレーオフ圏内で戦っていた茨城ロボッツとしても非常に悔しい形での幕切れとなってしまった。

今回は全選手・スタッフに取材を実施。今シーズンの振り返りとファン・ブースターへの感謝の気持ちを聞いた。今回はストレングスコーチの柴田宗範

ケガ人が多く思うような練習ができなかった中、コートに立ち続けた選手たちの頑張りには感謝しかありません。

ー今シーズンは新型コロナウイルスの影響もあり、予期せぬ形でシーズンが終了してしまいました。シーズンを振り返ってみていかがでしょうか。

今シーズンは序盤からケガ人が多く思うような練習が出来なかったこと、コーチの望む布陣で試合に挑めなかった一因を担っていたことが大きな反省点です。その序盤の成績がシーズン中、チームを苦しめ勢いも無くしてしまったという意味で責任を感じるばかりです。そんな状況の中、コートに立ち続ける選手には大きな負担がありながら頑張ってくれて本当に感謝しかありません。

ー今シーズン行われた試合で印象的なものとその理由を教えてください。

アウェーで行われた2月23日の信州ブレイブウォリアーズ戦。B2の上位を走るチームに対して、40点もの点差をつけられたという現実は衝撃そのもの、悔しすぎて忘れられません。

コンタクトを嫌がらず挑んだ選手のプレーで皆さまから「トレーニング効果があった」と感じていただけるのは、選手の意識改革に成功した会社の成果だと感じています。

ー日本人選手中心にシーズンが進むにつれてフィジカルが非常に強くなったという印象を受けます。トレーニング効果に関して手応えは?来季より強くなるためのキーワードは?

今のロボッツには本当に身体能力の高い選手が集まっています。今シーズンのチーム結成当初から山谷社長、上原GMに声高らかに「フィジカル重視!鍛えてなんぼ!」と選手に意識を植え付けていただいた結果、選手が持っている本来の能力を発揮することができたのだと思っています。

コンタクト局面は、意外と体力を消耗します。そのコンタクトを嫌がらず挑んだ選手のプレーで皆さまから「トレーニング効果があった」と感じていただけるのは、選手の意識改革に成功した会社の成果だと感じています。

ー最後に応援してくださったファン・ブースターの皆さまにメッセージをお願いします。

B1昇格を信じて応援し続けてくださったファン・ブースターの皆さま、スポンサーの皆さまには本当に申し訳ない結果となったことをお詫びいたします。来シーズンもロボッツは上を目指して挑み続けます。

今シーズンも熱いサポートを本当にありがとうございました。

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