福澤晃平による2018-19シーズン振り返り

今シーズンから茨城ロボッツでプレーしている福澤晃平は、加入時に「B2優勝、B1昇格を果たすために茨城に来ました」と話していた。強い意志を持って戦い続けたにも関わらず、目標を達成することが出来なかった今、どのような気持ちで今シーズンを振り返るのだろうか。

福澤晃平
1993年4月2日生まれ、長野県出身
2017-18シーズンのB2リーグ3ポイント成功率1位の44.5%をマークしたそのシュート力は折り紙付き。攻撃面でのバリエーションアップ、守備面ではオフボールのディフェンス力強化など自らに課すその高い向上心と、誰にも負けない練習量がさらなるブレイクを期待させてくれる。

2016-2018 Fイーグルス名古屋
2018- サイバーダイン茨城ロボッツ

「『B2制覇・B1昇格』という目標を達成できなかったという点で、非常に悔しいシーズンでした。個人としては、自分に求められていることを体現できなかったことが多く、課題が残りました。最終戦を除いて負けた試合はいいところがなく、反省しかありませんでした」

自分の仕事が出来ていないと感じた時、今の自分を知ることに努め、修正し続けてきた。
研究熱心で努力家な福澤は、プレーオフ進出の可能性が閉ざされた時、どのような心境だったのだろうか。

「B1へ行くんだ。という強い気持ちで戦ってきたので、最初、プレーオフに進出することが出来ないという現実を理解することができませんでした。残り試合は応援してくださる方々のために勝利することと、このチームで少しでも何かを得ることを考え、最後まで全力で戦おうと決めました」

今シーズンのベストゲームは、眞庭と同じ1月5-6日の熊本ヴォルターズ戦だという。
福澤は、1戦目でMVPを獲得している。

「Bリーグ開幕から個人的に7戦目にして、やっと熊本ヴォルターズに勝つことが出来ました。ロボッツとしても初勝利し、2連勝できたことは嬉しかったです」

福澤晃平による2018-19シーズン振り返り

2019-20シーズンに向けて

福澤が考える『強い茨城ロボッツ』を体現するには、来シーズンはどのようなことを改善すればいいのだろうか。

「今シーズンはコミュニケーション不足を感じていました。ロボッツがより強いチームになるには、外国籍選手、日本国籍選手問わず、選手間でのコミュニケーションが大切だと思っています。信頼関係を構築してプレーをしていきたいです。僕自身はこの先も誰よりも努力をしていきます。良い試合が出来るように、試合開始の『礼』も大切にしていきたいと思っています」

福澤晃平による2018-19シーズン振り返り

加入一年目のシーズンだったにも関わらず、多くのブースターから支持を受ける福澤。

「ロボッツブースターは、どんな時も支えてくれる存在で、いつも助けられています。流れを変えることができ、試合を決めることができる選手になりますので、来シーズンも応援をよろしくお願いします」

来シーズンは今シーズン以上に、ブースターの期待に応えるプレーを見せてくれるはずだ。

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