ロボッツにとって「勝負の2月」がいよいよ始まる。今週末2/8-9の群馬クレインサンダーズ戦(AWAY)を皮切りに、2/15-16のFイーグルス名古屋戦(HOME)、2/22-23の信州ブレイブウォリアーズ戦(AWAY)と、強敵との絶対に負けられない戦いが続くからである。

23勝16敗で東地区3位(2020年2月7日現在)に位置する茨城ロボッツだが、中盤戦は16勝3敗と本来の勢いを取り戻しつつある。「勝負の2月」に向けた意気込みを上原和人ゼネラルマネジャーに聞いた。

眞庭選手のキャプテンとしての意識、ジョーンズ選手の加入が勝利の原動力に

──中盤戦を終えて16勝3敗という結果に。ここまでの戦績に対する評価は? 

1/4-5の広島戦は、本来ならホームの広島相手にも十分に勝利することができる試合でした。ただ、2戦目はチームのバランスが崩れてしまい悔しい試合になった。アウェー初戦の1/29青森戦も、もっと勝負できた試合。負けは喫したが、敗戦から自分たちの位置を再確認できたのでは。今のロボッツは上位チームとも互角に戦えるという手ごたえを感じている。

──16勝3敗という結果については?

ロボッツはBリーグ1年目の2016-17シーズンに13連敗した経験がある。当時メンバーである眞庭(選手)とも話していたが、この好成績は素直にうれしい。ホームの試合も重なって「ホームを守ろう」という意識が強くなり、チーム内の役割も整理できた。それを体現できた結果なのでは。

──チーム内の役割の整理とは、具体的にどんな部分か?

一つは、ホーム10連勝のきっかけになった11/22-23西宮戦から眞庭選手の意識が変わったこと。キャプテンとしてチームを引っ張ろうとする自覚が芽生え、負けが続いたシーズン序盤とはチームの雰囲気もガラリと変わった。個人成績も安定しながらキャプテンとしての役割を果たしている。

もう一つは、ジョーンズ選手が加入したこと。彼が加わったことで他の選手に良い影響を与えている。ひたむきにプレーする姿から「自分に何ができるか、何をすべきか」を考えるようになった。

また、オチェフ選手も前半戦の得点力は8-10点ほどだったが、中盤戦はオフェンス力にも磨きを掛けている。シーズンを通してディフェンスでの貢献度が高く、あの身長でディフェンスの駆け引きが抜群にうまい。前半はケガの余波もあったかもしれないが、今は安定性が生まれている。

群馬、FE名古屋、信州と続く勝負の3節。どう立ち向かう?

■群馬クレインサンダーズ(今シーズン1勝1敗)

©B.LEAGUE

現在3勝差で上にいるチーム。Bリーグ発足時からずっと強敵であることは変わらない。トニーHCからも練習前のMTG で「現在の勝率はいい流れだ。しかし、群馬との対戦はより一層慎重な準備が必要だ」と共有があり、チーム全員で意識を再確認している。

あとはアウェーの難しさ。相手チームも前シーズンから外国籍選手が一人変わっているので対策が必要だが、ロボッツもジョーンズ選手が加入してからは初対戦。群馬とは現在3勝差なので今回の直接対決で連勝すると1勝差に。だからこそ、この節の勝利は本当に重要。群馬戦を皮切りに弾みをつけたい。 

■Fグイーグルス名古屋(1勝1敗)

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いろいろな可能性を想定するとワイルドカード争いになった場合、星2つ差で迫ってきているチーム。名古屋が今後調子を上げて2位になった時に争う可能性もあるかもしれない。お互いの勝率などを想定した場合、こちらも負けられない試合となる。

アーリーカップでは敗戦を喫したが、ジョーンズ選手や福澤選手にとっては古巣との対決。負けられない相手ではある。

■信州ブレイブウォリアーズ(今シーズン対戦なし)

©B.LEAGUE

昨シーズンのB2優勝チームで、昨シーズンの対戦は1勝1敗。信州・広島というB2トップ勝率のチームに対して、我々はチャレンジャーとしてアウェーに乗り込むことになる。

HCも選手もコーチも皆、プレーオフを想定して戦わなければいけない相手だと感じている。B2のベストチームにアウェーで勝つ。そのために何を準備すべきか。どんな気持ちで挑むかが大切になる試合。

勝敗を左右するのはターンオーバー。ペイント内での得点とフィジカルの強さが終盤戦に向けての大きなアドバンテージに

──ロボッツに成長があったとするならば、今後の対戦で何が有利に試合を運ぶポイントとなるか?

間違いなく勝敗を分けるのはターンオーバー。最近は勝っていても質の悪いターンオーバーが出てきているのが気になっている。

上位チームとの対戦では、1つのミスがかなり勝敗を左右する。原因を探り、防ぐ対策を講じていかにミスをなくすか。簡単なターンオーバーが出ないよう調整したい。

そしてロボッツの持ち味は3P。今シーズンも3Pシュートが好調な試合で勝利してきたが、最近は逆に3Pシュートをマークされる逆をついたペイント内の得点による勝利が増えてきた。これが16勝3敗の中で大きく変わった点。

体の使い方などフィジカル面も成長し、連戦での最後のひと踏ん張りができる体力が作れている。それは間違いなくタイソン(柴田宗範ストレングスコーチ)のトレーニングの成果。

シーズン60試合を乗り越えるフィジカルが身についたことは、個人としてもチームとしても大きな成長。これから終盤戦に入り、相手チームとのアドバンテージになると信じている。

シーズン終盤戦、これからの試合はここに注目!

開幕の福岡戦では2戦目で全選手が揃って快勝した。ファンの皆さんも大きな期待を寄せてくれて良い雰囲気でスタートしたが、その後はアウェー戦や選手のケガなどもあり万全の体制とは言えなかった。

2月になってやっとケガの選手も試合に復帰できる予定。チームとしてベストなゲームが増えるのではないだろうか。選手が戻ることで試合だけでなく練習の質が変わり、より良い準備ができる。

チームとしてのバランスも向上し、もっと成長できる2月になるのではと期待している。皆さんもぜひ注目していただきたい。

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