中断期間も前を向き、チーム全体の底上げの機会に──アンソニー・ガーベロットHC練習後コメント

昨今、感染拡大のニュースが報じられている新型コロナウイルス。Bリーグでも2週間を中断期間とするなど大きく影響が出ている。そんな中でも選手・スタッフは下を向いてはいられない。中断が再開されるその時まで最高のパフォーマンスができるように日々練習に励んでいる。

今回はそんな中断期間の練習に励むチームの状況やファン・ブースターの皆さまへのメッセージを茨城ロボッツのアンソニー・ガーベロットHCに聞いた。

まずは全てのプレーに自信を取り戻し、チームの底上げを図りたい

──新型コロナウィルスの影響で延期になってしまったこの期間で、どうチームを組み立てていきたいですか。

まず最初に我々の全てのプレーに対して自信を取りもどすことが重要だと思っています。信州ブレイブウォリアーズ戦の敗戦はチーム全員にとって非常に苦しくハードなものでした。
この期間の練習では全てを変え、質の高いオフェンス・質の高いディフェンスにしていかなければならないと思っています。

──特に重点を置いていることはありますか。

特にスペーシングや1つ1つのプレーのテンポを上げることに重点を置いています。
この期間で重要視しているのはオフェンスの機能をチーム全体で底上げすることです。信州戦ではほとんど何もできないままでした。

もっとテンポを上げてもう少し簡単にスコアをとりにいけるように攻守の切り替えをチーム全体で意識付けていきたいと思います。

またスぺーシングの方法やタイミングの調整も重要だと思っています。ディフェンスにおいては信州戦では簡単にドライブで切り込まれ、アウトサイドのシュートを打たせてしまいました。やらないといけないことを挙げると全てになってくるが、まずは信州戦を振り返って反省点の修正をしっかり行い、全体的な底上げを図りたいと思っています。

まだ目標を狙えると信じている。リーグ戦再開後は会場で応援してください!

──最後にファン・ブースターの皆さまへコメントをお願いします。

上位進出に向けて大事だった信州戦において皆さまの期待を裏切る結果となってしまいました。ただ、リーグ戦はまだ15試合残っており、私もチーム全体でも目標である(B2優勝・B1昇格)を狙えると信じています。

我々を支えてくれるファン・ブースターに今伝えたいことは、世間で猛威を振るう新型コロナウイルスへの対策を皆さまそれぞれが万全にして乗り越えること。そしてこの期間、誰1人として感染者が出ないことを願っています。

またリーグ戦が再開してホームゲームが開催されたときはぜひ会場で「GO!GO!ROBOTS!!」と応援してください!

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