チャレンジ 4 チェフに聞く 世界最高峰リーグ「NBA」の世界

―まず、NBAはどういうところでしたか。

世界には本当素晴らしいバスケプレーヤーがたくさんいることを学んだよ。自分自身はドラフト外から加入したけど、ドラフトされた選手やスター選手とワークアウトする中で、すごく良い選手たちが揃っているんだと実感できたね。

―NBAの中でチームメイトと上手く付き合うための秘訣はありましたか。

相手に対してすごくリスペクトをもって優しく接することが大切。そうすると相手も自然と自分のことを好きになってくれる。自分が人に愛されることが好きな性格だから、そういう行動をとっていたよ。

―NBAで当時流行っていたことはありましたか。

そうだね、やっぱりファッションだったかな。すごくきれいな格好をすることを心掛けていて、自分がいたウィザーズでは特にレストランに行くときは、とにかくきれいにオシャレしてごはんを食べに行っていたよ。

―ビラノバ大学で全米制覇したときのことを聞かせてください。

ファイナルの前のロッカールームは、「相手を絶対に倒すんだ」っていう雰囲気にチーム全体がなっていた。最後ミラクルショットで優勝が決まったけど、あのプレーは常に練習してきたものだった。実は実際に決めるべき選手とは別の選手が決めて、まさしくミラクルだったね。

チャレンジ5 ニックに聞く 世界で戦うために必要なこと

―まずは世界で活躍するために必要なことは何ですか。

1つ目はとにかくどんな場面でも規律を正して、しっかりとした生活を送ること。自分自身のルーティンやトレーニング、休息のとり方や食事など、細かいところに関して規律をもって生活するのが大事だよ。2つ目はやはり勝つこと。勝つためにすべてを実行するのはすごく大事で、そのために、チームとしても個人としても準備をしっかりしないといけない。3つ目は小さな細かいことに早い段階で気づき、実行すること。いまはそういう部分もこだわっているけど、それは長年の経験で得たもので、10代の若いころは、例えば体のケアの方法とか知っておけば十分だと思うよ。

―スランプはどう乗り越えてきましたか。

どの選手も良いときも悪いときもあるので、とにかく大事なのは常に一定でいることであり、さらにコンスタントに頑張ること。メンタル面においてポジティブでいることも大切だね。同じ熱量で一貫性をもって継続すれば、スランプを乗り越えられると思うよ。

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