文:小沼 克年、茨城ロボッツ|text by Katsutoshi Onuma, IBARAKI ROBOTS
写真:B.LEAGUE、茨城ロボッツ|photo by B.LEAGUE, IBARAKI ROBOTS
バイウィーク明けの初戦、約2ヶ月ぶりとなる日立開催ホームゲームの第12節 横浜ビー・コルセアーズ戦。ゲームデープログラムでご紹介するゲームプレビューを先行公開!(2025/11/20現在)
GAME PREVIEW
約3週間のバイウィークを経て、りそなグループ B.LEAGUE 2025-26シーズンのB1リーグ戦が再開する。第12節は、日立市池の川さくらアリーナを舞台に横浜ビー・コルセアーズとの2連戦。現在6勝12敗で黒星先行のチームだが、ロボッツは2024-25シーズンから横浜BCに4連敗中。今節も苦しい戦いを勝ち抜くチーム力が問われる。
横浜BCの特徴は、男子フィンランド代表でも指揮を執るラッシ・トゥオビヘッドコーチが掲げる「コレクティブバスケットボール」。常に人とボールが動き、全員で守って全員で得点するスタイルで、巧みな連携プレーから勝機を見出す。トゥオビHC体制2シーズン目の今季は、日本人トップクラスの実力を持つ#3 安藤誓哉が期待の新戦力として加入。持ち前の得点力とリーダーシップでチームを引っ張る安藤を封じることが、ロボッツが勝利するうえでの大前提であることは間違いないだろう。

ここまでのロボッツは、3Pシュート成功率がリーグワーストの28.4%と大きな課題を残す。連動性の高い横浜BCの守備を攻略するためには、#0 ロバート・フランクスと#1 小島元基を中心にコンスタントに外角からシュートを沈めたい。

ディフェンス面で鍵を握るのは、#21 エリック・ジェイコブセンだ。横浜BCのインサイドに君臨する#4 ダミアン・イングリスは、いずれもチームトップとなる平均16.5得点8.7リバウンド5.2アシストの活躍を見せている。しかし、ジェイコブセンも負けていない。ロボッツが誇る圧倒的大黒柱は開幕から全試合で先発を担い、平均14.2得点9.3リバウンド3.2アシストをマーク。身体を張ったプレーで相手のキーマンを抑え、我々に勝利をもたらしてくれるはずだ。
ロボッツは3勝15敗で東地区12位と苦戦が続く。バイウィーク明けの今節は、気持ちを新たにしてホーム一丸で戦おう。
両チームの注目選手
茨城ロボッツ #21 エリック・ジェイコブセン

For the team チームのためにインサイドで奮闘するロボッツの大黒柱。インサイドの支配力、リムプロテクト、さらに味方を活かすためのスクリーンなど、まさに勝利のために動き続ける。今季平均9.3リバウンドはB1でのキャリアハイ、またチームトップの3.2アシストと得点面以外での貢献も多い。ジェイコブセンの献身性がチームに勢いを与え、躍動につながるのは間違いないだろう。バイウィーク明け初戦を勝利で飾るためには、この男の活躍が必要不可欠だ。
横浜ビー・コルセアーズ #3 安藤誓哉

日本代表候補にも選出されたスコアリングガード。得点を狙う姿勢、爆発力はリーグでもトップを争う海賊が日立に襲来する。平均14.8得点は日本人選手として4位につける。高確率のアウトサイドシュートから勢いづき、多少のマークはお構い無しにリングを射抜き続ける。フローターなどの小技も光り、横浜BCの6勝の内、5試合で15得点以上を記録。この男の爆発が横浜BCの勝利に貢献している。前回対戦は悔しい連敗に終わったこのカード。今回はホームで海賊たちを迎え撃ち、バイウィーク明けに好スタートを切っていきたい。


