文:小沼 克年、茨城ロボッツ|text by Katsutoshi Onuma, IBARAKI ROBOTS
写真:B.LEAGUE、茨城ロボッツ|photo by B.LEAGUE, IBARAKI ROBOTS
今シーズンの日立開催ホームゲーム最終戦となる第22節 ファイティングイーグルス名古屋戦。ゲームデープログラムでご紹介するゲームプレビューを先行公開!(2026/01/13現在)
GAME PREVIEW
りそなグループ B.LEAGUE 2025-26シーズンの第22節は、西地区に所属するファイティングイーグルス名古屋と対戦。開幕からホームのメイン会場として使用してきた日立市池の川さくらアリーナでの開催は、今節が今シーズン最後となる。
FE名古屋はB2時代から競い合ってきた相手であり、通算対戦成績では14勝12敗でロボッツがリード。今季のFE名古屋は昨シーズンまでのヘッドコーチや主力選手が退団し、新体制となった。しかし、ファンタジスタの異名を持つ#3 並里成、1試合平均10.4本でリバウンドランキング2位の#53 ショーン・オマラ、高いシュート力を武器に得点源を担う#23 保岡龍斗などは健在。加えて、土浦日本大学高校出身の#10 杉本天昇、類まれな身体能力でダイナミックにプレーする#6 須藤タイレル拓らも台頭し、チーム全体で平均80.8得点をマークしている。

今季におけるFE名古屋との対戦は、今節が最初で最後の2連戦。ロボッツとしてはFE名古屋のオフェンスを封じ込めることが勝利への条件となる。相手のストロングポイントは、成功率34.9%を記録する3Pシュート。一瞬の隙も与えない、徹底したシュートチェックが求められる。
スモールフォワードでプレーする外国籍選手にも警戒が必要だ。中でも#22 ジェレミー・ジョーンズは攻守の要を担う存在。ロボッツは#29 鶴巻啓太、#9 ヤンジェミンがディフェンスで存在感を示して勝利を手繰り寄せたい。両チームの大黒柱を担うオマラvs #21 エリック・ジェイコブセン、高校の先輩・杉本に挑む#10 陳岡流羽によるマッチアップも試合の行方を大きく左右しそうだ。
共に戦ってきたこのアリーナを最高の雰囲気で包むことが、選手たちの力になる。日立の地でチームとファン・ブースターが一体となり、必ず勝利で締めくくろう。

PICK UP PLAYER
茨城ロボッツ #9 ヤンジェミン
コート上を駆け回り、チームに勢いを運ぶハッスルガイ。第19節の越谷戦では外国籍選手を欠く中、献身的なプレーでチームを支えた。サイズを感じさせない機敏な動きでファストブレイクの先頭を走り、ゴール下でのフィニッシュに持ち込む。ペイントエリアでは鋭いカッティングや力強いポストプレーで得点を重ね、こぼれ球への執念も光る。ディフェンスでは体を張ったプレーを厭わず、泥臭い仕事でチームを支える存在だ。FE名古屋を相手に、持ち前のハッスルプレーでどう流れを引き寄せるか。

ファイティングイーグルス名古屋 #3 並里成
FE名古屋のオフェンスを操るファンタジスタ。平均5.4アシストはリーグ5位を記録し、卓越したパスセンスと視野の広さでチームを組み立てる要だ。緩急をつけたドライブやフェイントでディフェンスを翻弄し、絶妙なタイミングで味方を活かす。172cmと小柄な体格ながら、豊富な経験と確かな技術でゲームメイクに徹し、ここぞという場面では得点でも貢献する。確かな判断力でFE名古屋の攻撃に流れを作り出すこの司令塔を、どこまで封じ込められるか。



