文:小沼 克年、茨城ロボッツ|text by Katsutoshi Onuma, IBARAKI ROBOTS
写真:B.LEAGUE、茨城ロボッツ|photo by B.LEAGUE, IBARAKI ROBOTS
レギュラーシーズンも後半戦、約1ヶ月ぶりとなる日立開催ホームゲームの第19節 越谷アルファーズ戦。ゲームデープログラムでご紹介するゲームプレビューを先行公開!(2026/01/13現在)
GAME PREVIEW
今節はレギュラーシーズン後半戦の幕開けであり、待望の2026年最初のホームゲームを迎える。年末の試合以降、ロボッツは勢いを取り戻してきた。第15節の秋田ノーザンハピネッツ戦から日立市池の川さくらアリーナで本拠地3連勝を飾ると、アウェーで行われた広島ドラゴンフライズとの第17節GAME1にも勝利して今シーズン初の4連勝。新年の初陣となった前節では、滋賀レイクスから連勝を収め、直近7試合で6勝を積み上げた。
今節のリーグ戦は約3週間ぶりの再開。相手は同地区の越谷アルファーズだ。越谷には第13節の水曜ゲームで黒星を喫した。ただ、現在の順位ではロボッツが1勝差で追いかける立場にある。第19節はリベンジとともに連勝を伸ばし、越谷を追い抜く絶好のチャンスだ。
第13節の対戦を振り返ると、ロボッツは72-88で敗戦。リバウンド争いで上回ったものの、日本人ガード3名にいずれも2桁得点を許し、それが大量失点を招いた。今節もインサイドでの優位性を保つことが勝利の条件。さらには、#7 松山駿を筆頭とする相手のポイントガード陣を抑えて攻撃の歯車を狂わせたい。平均14.6得点を挙げている#5 アンソニー・クレモンズは、爆発力と勝負強さを併せ持つ要注意プレーヤー。2022-23シーズンに茨城でプレーした#8 ジャワラ ジョゼフにも注目したい。

連勝中の勢いのまま、ロボッツはフィジカルな守備を貫いて白星を狙う。#3 長谷川暢、#7 駒沢颯、#10 陳岡流羽がディフェンスからリズムを生み出し、内外から多彩なオフェンスを仕掛けて勝利なるか。前回の対戦では古巣相手に6得点にとどまった#7 駒沢には、得点面でも大きな期待がかかる。
バイウィーク明けの今節は、現在の勢いとホームの後押しを味方に越谷を迎え撃つ。雪辱と順位逆転、その両方を狙う2連戦が始まる。

両チームの注目選手
茨城ロボッツ #7 駒沢颯
コートに出れば、華麗なスキルの数々で魅了し、”WIZARD”の愛称の通り、魔法のようなプレーを披露する。B1キャリア2年目となり、本来の得点力が再び輝き始めてきた。第2節で見せた28得点が示すように、一度入ればシュートチェックは無意味。まるでボールが魔法で吸い寄せられるように、リングを射抜いていく。得点を警戒すれば、得意のノールックパスも飛び出し、コート上を支配。ロボッツの魔法使いが魅せるスキルに40分間酔いしれるだろう。

越谷アルファーズ #5 アンソニー・クレモンズ
来日3年目の万能型ポイントガード。内外バランスの良いオフェンス、長い手を活かしたスティールでディフェンスを牽引するなどコート上の指揮官としてのポテンシャルを存分に発揮する。サイズや身体能力を活かして大量得点を狙うタイプではないものの、試合を壊さず、劣勢のときは再び流れを引き戻すことができる選手。しかし、今季は14回、15得点超えを記録するスコアリングも併せ持つ。得点を取ろうと思えば、いつでもシュートを決めることができる能力を備えているだけに、激しいマッチアップは不可避。越谷のジェネラルを抑え、主導権を握っていきたい。



