文:小沼 克年、茨城ロボッツ|text by Katsutoshi Onuma, IBARAKI ROBOTS
写真:B.LEAGUE、茨城ロボッツ|photo by B.LEAGUE, IBARAKI ROBOTS
日立開催ホームゲームも残り僅かとなった第21節 シーホース三河戦。ゲームデープログラムでご紹介するゲームプレビューを先行公開!(2026/01/13現在)
GAME PREVIEW
りそなグループ B.LEAGUE 2025-26シーズンの第21節は、日立市池の川さくらアリーナを舞台にシーホース三河と激突する。三河は1月12日に閉幕した真の日本一を決めるトーナメント「第101回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」で準優勝の成績を残した。ロボッツにとっても2021-22シーズンから1勝7敗と負け越している難敵だ。タフな戦いが予想されるだけに、ロボッツの真価が問われる2連戦となる。
三河は昨シーズンから12名が残留。ライアン・リッチマンヘッドコーチは就任3年目を迎え、チームの土台を築きながら高みを目指している。現在は西地区3位につけ、リーグ5位となる1試合平均84.1得点と高いオフェンス力を発揮。チーム最多の平均17.4得点6.9リバウンドをマークするのは、203cm・132kgの体格を誇る#54 ダバンテ・ガードナーだ。#13 須田侑太郎と#19 西田優大のウイング陣は三河の核となる存在で、攻守両面で質の高いプレーを披露する。
注目すべきは#1 トーマス・ケネディだろう。帰化選手のケネディは、2022-23シーズンから2年間にわたりロボッツでプレー。来日15年目のベテランシューターにも警戒を強めたい。

昨季の三河戦ではオフェンスが振るわず、ロボッツは2試合連続で60点台に抑え込まれた。勝利へはハードな守備で相手の攻撃を軽減させるだけでなく、アップテンポな展開からの安定した得点力が必要。今節のキープレーヤーは#13 中村功平だ。ロボッツのエースは怪我から復帰後、ベンチスタートから勝利を引き寄せる役目を担っている。レフティから繰り出される高精度のシュートとアシストを軸に、攻撃を活性化させて相手ディフェンスを翻弄したい。
天皇杯準優勝チームを迎え撃つ今節2連戦、ケネディへは温かいブーイングで迎え入れつつも、ホーム一丸となって三河から勝利を掴み取ろう。

PICK UP PLAYER
茨城ロボッツ #13 中村功平
ロボッツが誇るレフティのエースが三河を迎え撃つ。多彩なスキルで得点を生み出し、何度倒されても立ち上がり果敢にリングへ向かう姿勢は、観る者の心を強く揺さぶる。一度火がつけば止まらない3Pシュートは、ロボッツのアウトサイドを支える最大の武器だ。平均2.4アシストを記録するなどゲームメイクでも存在感を発揮しつつ、勝負どころでは迷いなくリングを狙う。ディフェンスでも前線から強度の高いプレッシャーをかけ続け、攻守両面でチームにエネルギーをもたらす。エースとしてさらなる進化を遂げる今シーズン。シーホース三河を相手にどんなパフォーマンスを見せるのか。

シーホース三河 #19 西田優大
日本代表戦でも輝きを放つ、万能ガードが日立へやってくる。今季ここまで平均11.7得点、3.6アシストを記録し、得点と展開の両面で三河のオフェンスを動かす要だ。多彩な得点パターンを武器に、ドライブや3Pシュートと状況に応じて攻め手を選択する。FG成功率47.7%という高確率が示すのは、確実性の高いシュートセレクションでチームに流れを引き寄せる力だ。スコアリングとゲームメイクを高次元で両立し、三河の攻撃を牽引し続ける。日本代表で磨き上げた技術と判断力を武器に勝機をうかがう司令塔を、どこまで封じ込められるか。



