M-HOPE DAY@松戸体育館2企画「プロの技術を地域へ。M-HOPE DAYで広がる次世代育成の輪」

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取材・文:茨城ロボッツ text by IBARAKI ROBOTS
写真:茨城ロボッツ photo by IBARAKI ROBOTS

茨城ロボッツでは、皆さんと共にバスケットボールを通じて地域を元気にする地域貢献活動「M-HOPE(~みんなの希望~)」に取り組んでいます。

2025年11月30日に、選手・コーチ・スタッフが一丸となり「みんなで地域の未来のために!」を合言葉とした「M-HOPE DAY」として、地域の皆さまとのイベントを水戸市・つくば市・ひたちなか市・牛久市の4つの市町村で6つの活動を実施しました。

本レポートでは、ひたちなか市・松戸体育館にて、茨城県内の高校生を対象とした「バスケットボールクリニック/ドリームマッチ企画」と、小学生を対象とした「身体づくりワークショップ」の様子をお届けいたします。

県内の学生たちがプロの選手と直接触れ合い、技術だけでなく、身体の使い方や競技に取り組む姿勢そのものを学ぶ貴重な機会となりました。

目次

バスケットボールクリニック/ドリームマッチ企画

県内の高校生たちのバスケットボールにおける競技力の向上や、将来の選手育成を通して、地域のバスケットボールの発展を目的とした本イベントには、男女合わせて40名の高校生が参加。茨城ロボッツからは以下の選手・スタッフが参加し、高校生たちと汗を流しました。

【選手】
#0 ロバート・フランクス
#13 中村 功平
#14 久岡 幸太郎(同イベント企画者)
#29 鶴巻 啓太
#92 村越 圭佑 (※当時練習生)

【スタッフ】
クリス・ホルム ヘッドコーチ
東島 奨 アシスタントコーチ
井堀 真緒 アシスタントコーチ
コーディ・ケリー アシスタントコーチ
猪狩 貴一 サポートコーチ

イベントは、緊張を解くため「全員参加の鬼ごっこ」からスタートしました。コート全面を使い、選手も高校生も一緒になって走り回ることで、空気は一気に和やかなものへ。選手・スタッフからの積極的な声かけにより、自然と笑顔を見せるようになりました。

中盤は「Team 久岡」と「Team クリス」に分かれ、実践的なクリニックを実施。ケリーAC、東島ACらが中心となり、ドリルを進行しました。単なる反復練習ではなく、ドリブルからストップへの緩急、スクリーンを使ったレイアップなど、実践を想定した細部へのこだわりが詰まった指導が行われました。

そして、イベント後半は、男女別に分かれてゲーム形式での実践。女子対決では、慎重な立ち上がりでしたが、時間が経つにつれて激しいディフェンスの応酬にベンチから見守る選手たちも興奮気味に。続いて行われた男子対決では、ゴール下での激しいリバウンド争いやスピーディーな攻守の切り替えが見られ、ベンチからも「リバウンド!」「いいぞ!」といった声が飛び交い、好プレーには全員でセレブレーションを行うなど、即席チームとは思えない一体感が生まれていました。

イベントの締めくくりには、選手・スタッフがそれぞれ設定した10個の賞(10アワード)の表彰が行われました。

最後に、本イベントを企画した#14 久岡選手から「たくさんの良いプレーだったり、声掛けだったり、すごく大事なものをコート上でもコート外でも見ることが出来て、とても良い時間でした。僕たちも皆さんと一緒にこのような時間を過ごせて本当に良かったです。僕たちのシーズンはまだまだ続きますが、今日参加してくれた皆さんからエナジーをもらい、さらに頑張っていきたいと思いましたので、お互いにこれからもバスケットボールを楽しんで、練習に励んでいきましょう!」と、高校生たちへエールを送り、イベントは終了しました。

参加者の声

#14 久岡幸太郎
「僕たちプロの選手はバスケットボールを仕事として活動させてもらっている中で、バスケットボールに恩返しをしていきたい思いを持っています。茨城でバスケットボールを頑張っている子どもたちや、今日集まった生徒たちにとって良い影響を与えることが出来たらいいなと考えたことが、今日のイベントを企画した理由の一つです。そして、選手は試合で活躍することにスポットライトが当たりがちですが、それ以外の部分にも大事な役割がたくさんあることも伝えていきたかったので、イベントの中に10アワードを設定しました。
最初は緊張感もありましたけど、徐々に彼ららしさが出てきて、僕たち自身も楽しく参加させてもらいました。バスケットボールで一つになることは、かけがえのないことで、素晴らしい機会だったと思います。

茨城ロボッツを応援してくれている人や、バスケットボールをやっている子どもたちのためにも、本当にどんな形でも僕たちができることを何でもやっていきたいと思っています。その中で、僕たちだから気が付ける着眼点を生かして、今日みたいな少し特別な活動で、今後も地域に貢献できたらなと思います。」

ホルムHC
「今日はすごく良い時間を過ごせました。このイベントを通して私は、地域への還元をしたかったことと、子どもたちが将来 茨城ロボッツの一員になりたいという気持ちを持ってもらいたいと思っていたので、今日のように一緒にバスケットができて良かったです。」

ケリーAC
「今日、私自身もすごく良い時間を過ごせました。今日のイベント中で、生徒たちと関わり色々なアドバイスをしました。一つでも糧にして、上達のきっかけにしてもらえたら良いなと思います。」

高校生女子(2年)
「最初はとても緊張しましたが、茨城ロボッツの選手やスタッフの方々が、めっちゃ声をかけてくださったので、とても楽しかったです!

(クリニックの中で)フックシュートを教えてもらい、これまでプロの選手たちの身長くらい大きい選手を相手にすることはなかったので、とても貴重な経験でした。自分は背が高くないので、どんな相手にもシュートを決められるようにフックシュートも身につけられるように頑張ります!」

高校生男子(1年)
「プロの選手から学ぶことができた今日のクリニックは、僕にとって貴重な時間でした。(バスケットボールの競技者として)すごく大事なことをたくさん教えてもらい、時間も短く感じました。プレー中だけでなく、試合前のアップとかでも、自分のため・チームのためになる時間を過ごすことが大事だと教わり、今日のようなプロの選手と一緒に練習できたことで気づかされることが多くありました。それと、2人一組でやるメニューが印象に残っていて、ハイタッチをする練習もオフハンドの練習にもなるんだと教わって、実戦にもつながるんだなと思いました。」

身体づくりワークショップ

同会場のサブアリーナでは、ケガを予防しつつパフォーマンスを高める「身体づくり」をテーマにしたワークショップを開催しました。親子ペア14組が参加し、茨城ロボッツからは以下の選手とスタッフが指導にあたりました。

【選手】
#7 駒沢 颯
#8 タイラー・クック
#21 エリック・ジェイコブセン

【スタッフ】
田原 慎太郎 ヘッドストレングス&コンディショニングコーチ
松原 龍人 アシスタントストレングス&コンディショニングコーチ
神部 周仁 ヘッドアスレティックトレーナー
加藤 颯人 アスレティックトレーナー
小野塚 はるの マネージャー

イベントは田原SCの進行でスタート。初対面で緊張する小学生たちに、#21 ジェイコブセン選手が積極的に声をかけ、場を和ませました。

この日のプログラムでは、自宅でも取り組める裸足でのワークアウトや壁を使ったバランストレーニング、実際に行われている選手のアップなどが紹介され、子どもたちは真剣に取り組みました。

後半には、ダッシュしての競争やタオルを使ったゲーム形式のワークアウトを実施しました。参加者は身体を動かす楽しさや、ゲーム形式で勝敗を競いながら、会場全体が一体感に包まれました。

指導の合間には、選手やスタッフが子どもたちに目線を合わせて会話をする場面が多く見られ、技術指導だけでなく、バスケットボールを楽しむための土台作りが丁寧に行われました。

参加者の声

田原SC(企画者)
「子どもたちが選手やチームと触れ合えるイベントにしたかったので、日頃からチームで行っているウォームアップの一部やアジリティの動きを紹介しました。さらに交流を深める目的で、タオルを使った鬼ごっこも取り入れました。子どもたちも「選手がやっているなら挑戦してみたい」と感じられると思い、この内容にしました。

これまで私は中学生を対象にしたワークショップの経験はありましたが、今回初めて小学生を対象に実施して、新鮮で楽しい時間を過ごせました。選手と子どもたちが一緒になって身体を使うメニューは改善できる点があったと思いますが、全体としては共に楽しむ姿が多く見られ、有意義な時間を提供できました。次回は準備をさらに整え、より充実したプログラムを実施したいです。」

#7 駒沢 颯
「子どもたちと直接関わる機会は多くありませんが、試合会場で手を振るくらいの距離感とは違った交流ができて良かったです。小学生と一緒に身体を動かすことはこれまでになかったですが、今日は参加した子どもたちにも良い刺激を届けられたかなと思います。」

#8 タイラー・クック
「いつも地域の皆さんからいただいたパワーを還元できる機会をいただいて、とても嬉しく思います。子どもたちからは、このイベントを心待ちにしていたことがよく伝わってきました。おかげで、僕たちも楽しい時間を過ごすことができました。」

#21 エリック・ジェイコブセン
「自分が子どもの頃、プロ選手と触れ合った経験は、今でも大切な思い出として心に残っています。だからこそ、今度は自分がプロの選手として、子どもたちにこのような機会を提供し、恩返しできたことを本当に嬉しく思います。この日の思い出が、子どもたちの中でいつまでも輝き続けることを心から願っています。」

小学生男子(1年)
「選手と一緒にできて、とても楽しかったです!タオルを使ったゲームも面白かったです!もっと上手くなれるように、これからもたくさん練習したいです!」

小学1年生の保護者
「もともとロボッツのスクールに通っていたので、こういうイベントがあればいつも参加しています。今回は、ボールを使わずに身体の動かし方を学べるところが魅力的でした。プロの選手がどんなトレーニングをしているのかを知ることができ、とても良い経験になりました。最初にやった裸足のメニューは家でもできそうなので、続けてやってみようと思います。」

最後に

今回のM-HOPE DAYの2つの企画では、「次世代育成」と「地域貢献」という目標を実現するイベントとなりました。
プロの視点や技術、身体づくりの重要性を体感しながら学べる機会が、参加者の皆さまにとって必要な学びや成長につながる気づきとなり、今後に活かしていただけたらと願っています。
茨城ロボッツは、「M-HOPE」を通じて、スポーツが持つ力を社会に還元し、茨城県全体の活性化に貢献することを目指します。未来のアスリートを目指す子どもはもちろん、スポーツを通して新しい挑戦に踏み出したい、仲間と協力する楽しさを味わいたいと願うすべての子どもたちへ、引き続き夢・誇り・希望を届けていきます。

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