取材・文:茨城ロボッツ text by IBARAKI ROBOTS
写真:茨城ロボッツ photo by IBARAKI ROBOTS
茨城ロボッツでは、皆さんと共にバスケットボールを通じて地域を元気にする地域貢献活動「M-HOPE(~みんなの希望~)」に取り組んでいます。
2025年11月30日に、選手・コーチ・スタッフが一丸となり「みんなで地域の未来のために!」を合言葉とした「M-HOPE DAY」として、地域の皆さまとのイベントを水戸市・つくば市・ひたちなか市・牛久市の4つの市町村で6つの活動を実施しました。
その中で、水戸市にあるスイコウスクエアにて、社会福祉法人 北養会の施設利用者の皆さんと、「応援グッズづくりワークショップ」を開催しました。
選手やスタッフと直接触れ合いながら、ロボッツ応援のお供となる”シュシュ”を制作し、貴重な時間を過ごしました。
応援グッズづくりワークショップ
「障がいの有無に関わらず、楽しんで茨城ロボッツの応援ができるように」そんな想いを実現するために、茨城ロボッツの選手・スタッフと共に障がいがある方でも身につけやすい応援グッズ(シュシュ)を一緒に制作しました。このシュシュは、介護福祉士とアートセラピストが考案し、麻痺や拘縮のある方でも無理なく身に着けやすい形状を採用しています。また、鈴を付けることでわずかな動きでも音が鳴る工夫が施されています。
【選手】
#3 長谷川 暢
【スタッフ】
柳 歩夢 アナリスト
長谷川 望祐 マネージャー
北養会への長谷川選手の訪問は今回で3回目。施設利用者の方々も、集合時間より前から選手・スタッフの到着を待ちわびていました。利用者の中には、前回の長谷川選手とのワークショップで制作したTシャツを着用している方もいて、この日をとても楽しみにしていた様子が伺えました。
選手・スタッフが到着すると、たくさんの拍手でお出迎え。この日が初訪問となる柳アナリスト、長谷川マネージャーも温かい歓迎を受けて緊張が和らいでいる様子でした。


応援グッズの「シュシュ」の制作では、選手・スタッフが各テーブルをまわり、一緒に和気あいあいと制作に励みました。「試合中は緊張する?」といったバスケットに関する話から、オフの日の過ごし方、そしてシュシュについて「どの色がいいかな?」といった色々な会話をしながら楽しい時間を過ごしました。




皆さん思い思いのシュシュが制作できたようで、会場は温かな空気で包まれていました。
そして、シュシュを制作したあとには、みんなで後日イベントで使用するシュシュの材料となる布をロボッツブルーに染め上げました。


最後には参加者の皆さんと一緒に「GO! GO! ROBOTS!!」の掛け声で集合写真を撮影しました。制作したシュシュを身に着け、今後も楽しくロボッツの応援をしてくれたら幸いです。
参加者の声
「ロボッツを通して社会的接点をつくりたい」社会福祉法人 北養会 理事 伊藤 浩一さん
施設の皆さんが外部との社会的な接点を持ち続けることが難しいという現状があります。感染症対策や、外出時の職員の負担(職員の付き添いが必要)なども、その要因です。それを我々はいつも心苦しく感じています。
心身の健康に加え、社会との繋がりは生活において不可欠であると捉えています。このプロジェクトの意義は、施設にいながらにして、茨城ロボッツの皆さんとの交流や、パブリックビューイングで使用する応援グッズの制作、M-SPOでのイベント装飾作りといった活動を通じて、社会との接点を創出することにあります。
利用者の方々が、自分たちが作ったものがブースターの応援やイベント会場で活用されるのを目にすることで、「障がいがあるから」「高齢だから」社会から孤立しているのではなく、社会の一員として貢献できていると感じてもらうことが非常に重要です。
茨城ロボッツ様との協働により、スポーツの持つ大きな力と、選手との交流が生きる張り合いとなり、社会との接点作りに大きな意義をもたらしています。
利用者の中には、前回、長谷川選手と一緒にユニフォームを制作したワークショップの記憶が強く残っており、普段からそのユニフォームを着用しています。これは、一過性のイベントではなく、「長谷川選手と一緒に作った」という感情的な記憶が持続している証拠です。そのため、今日また長谷川選手と一緒に活動できることを心から楽しみにしてくれていました。
今後は、障がいのある方が社会に出ていく取り組みに対し、茨城ロボッツのスポンサー企業様など、まちを盛り上げたいと考えている方々との連携をさらに強化していきたいと考えています。
この活動に新たに取り組んでくださるパートナーを増やし、ともに水戸のまちを盛り上げていくきっかけ作りとして、さらに輪が広がっていくことを期待しています。
「バスケット以外でも地域から応援されるチームに」#3 長谷川 暢
今回で3度目の訪問となりましたが、今年も皆さんと一緒にシュシュ作りなどの活動を通して交流し、僕自身がたくさんのパワーをいただくことができました。率直に言って、非常に楽しい時間でした。
茨城ロボッツは、地域の方々の応援があってこそ成り立つ存在だと思っています。今日のようにチーム全体で様々な場所へ出向き、競技以外の場でも地域と繋がる活動を続けていくことは、非常に意義深いことだと感じています。今後もバスケットボールのプレーだけでなく、多方面での活動を通じて、より地域に愛され、応援していただけるようなチームを目指していきたいです。
今日お会いした皆さんが試合の結果を気にかけてくれたり、パブリックビューイングで応援してくださっているというお話を聞き、改めて気が引き締まりました。そうした方々に勝利を届けることこそが僕たちの仕事です。今日の経験を糧に、皆さんの期待に応えられるよう、一戦一戦を全力で戦い抜きたいと思います。


「これからも地域のために」柳 歩夢 アナリスト
今回初めての「M-HOPE」の活動参加でしたが、終わった後に参加者の皆さんの笑顔を見ることができ、ホッとしています。わずかではありますが、自分たちの活動が少しでも地域のため、皆さんのためになったのであれば、参加できて本当に良かったと感じています。
最初は緊張していましたが、皆さんのほうから積極的に温かく声をかけてくださる場面が多く、そのおかげで自然と輪の中に溶け込むことができました。
今回の交流を通して、ロボッツがいかに地域に密着し、支えられている存在であるかを肌で感じることができました。プロとして活動する中で、こうした交流の機会は限られているかもしれませんが、今日感じた「地域のために頑張る」という感謝の気持ちを常に心のどこかに留め置きながら、日々の活動に邁進していきたいと改めて強く思いました。

「ロボッツが皆さんに愛されていることを肌で感じられた」 長谷川 望祐 マネージャー
会場に入った瞬間、皆さんが本当に温かく迎え入れてくださったことが何よりも嬉しかったです。ロボッツが、これほどまでに幅広い世代の方々に認知されているのだと肌で感じることができ、大きな喜びとともに「もっと頑張らなければならない」という使命感を改めて強く持ちました。
参加する前は「皆さんとどのように接すればいいのだろう?」という戸惑いや不安も正直ありました。しかし、皆さんの側から優しく受け入れてくださり、気さくに話しかけていただいたのですぐに溶け込むことができました。実際に手作業で一緒に作品を作ることを通して、共通の思い出を作れたことは、私自身にとっても非常に大切な宝物になりました。
今回の経験を良いきっかけとして、自分にできる地域貢献とは何かを深く考えていきたいです。これまでは選手たちが中心となって動いてくれることが多かったのですが、スタッフも選手任せにするのではなく、主体的に地域のために何ができるかを模索し、行動していくべきだと痛感しました。また、チームとして結果を残すことこそが最大の地域貢献になると信じて、これからも全力でサポートしていきたいです。

皆さまと共に取り組む地域貢献活動「M-HOPE(エム-ホープ) 〜みんなの希望〜」では、バスケットボールを通じて地域が元気になるよう、地域の皆さまと共に取り組んでいきます。



