日本は本当に過ごしやすい

―ウィル選手は4シーズン日本でプレーしていて、そしてジャーラ選手は日本人(帰化選手)として生活しています。この日本という国の良さをどのように感じていますか。

ウィル いろいろな理由がある中で日本でのプレーを選択しているのはありますが、いままで10ヶ国くらいでプレーしてきて、現在は毎年日本でプレーしたいという思いが強くなっています。日本はとても過ごしやすくて、いままで過ごした国の中でもベストの一つに入っています。日本人はみんな優しいし、食べものもすごく美味しいです。

ジャーラ 高校から日本に来ているけど、もう日本に慣れているし、住みやすさもあって安全な国だと思っています。やはり高校時代から日本でプレーしていたからこそいまここでプロとしてバスケができていると感じていて、海外でプレーするよりも日本人としてこの国でプレーする方がやりやすいと感じています。もう10年以上、日本に住んでいるのもあって日本人のことも日本のことも理解できているのも大きなポイントですね。

―ウィル選手は日本でのプレーも長いですが、日本食で好きなものはありますか。

ウィル ラーメンか寿司ですね。食べたいけど、食べ過ぎるとすぐに体重が増えてしまうから少し控えるようにしています。それでもチャンスがあるときは食べたいといつも思っています。

―ジャーラ選手はいかがですか。

ジャーラ 日本の食べものというよりも、宗教の関係で食べられないものがあり、ラーメンもそのひとつです。寿司は最近食べるようになりました。日本の食べものというよりは、実は家で結構料理は作っています。自分で買い物をして、食べたいものを作るようにしている感じですね。自慢の料理はパエリアです!パエリア用の鍋を買って本格的に作っています。料理は毎日ではなくても、週に2日から3日くらいはやるようにしていて。妻が作ってくれますし、僕自身が作ることもあります。

―自ら料理をするということですが、日本料理で美味しいなとか思ったものはありますか。

ジャーラ 寿司もそうだけど、やっぱり焼肉とかしゃぶしゃぶは美味しいですね。

―ウィル選手も焼肉は行かれたりするのですか。

ウィル そうですね、本当に美味しいです!

―日本での生活で最初困ったことや工夫していることはありますか。

ジャーラ やはりどの国に行っても、文化や習慣の違いがあるので、困らないことは絶対にないと思います。例えば、先日の話ですが、チェフが初めて練習に来たとき、外で履くスリッパでアリーナに入ってきたんです。海外ではその習慣は普通だけど、日本では違います。その違いに慣れるまでが大変だと思いますが、自分がそういうことをいろいろと教えてあげられればと考えています。あとは、ベッドを用意するのに工夫していて、ダブルベッドを2つ繋げて気持ちよく寝られるようにしていたりもしてます。

ウィル 3つあります。1つ目は運転するのが日本は左側通行で海外とは逆なこと。2つ目は室内で靴を脱ぐという習慣。そして3つ目はドアの高さが低いから毎回しゃがんで入ることですね(笑)。そのままだとぶつかってしまうから。ジャーラが言ったベッドに関しても、確かに少し大変ですね。

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