【第14節vs.長崎 GAME PREVIEW】2024年最後のホームゲーム。速さを誇る両者が対決!

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写真:茨城ロボッツ、B.LEAGUE

2024年最後のホームゲームとなる第14節長崎ヴェルカ戦。ゲームデープログラムでご紹介するプレビューを先行公開!

目次

GAME PREVIEW

年内最後のホームゲームとなる今節。ロボッツは12月に入り、同一カード連勝を記録するなど徐々にチームとして勢いを上げてきている。チームとしての戦い方が徐々に確立され、強みであるアップテンポさも、今シーズンから意識を上げたタイトなディフェンスも実を結んできており、来る新年に向けて戦い続けている様子が見られるだろう。今節の長崎戦では両者ともスピーディーな展開を好むチーム同士の対戦だ。昨シーズン、「B1継続」を決めたコアメンバーの一人である#17 山口颯斗も移籍後、初来水。かつて共に戦ったチームメイトとの激戦が始まろうとしている。

長崎は#7 ジャレル・ブラントリー、#13 マーク・スミスのダブルスコアラーが猛威を振るう。#7 ブラントリーはピック&ロールでスクリーナーとなりダイブして得点、さらにハンドラーとなりゲームクリエイトが可能な万能型。今シーズン18試合中9試合で20得点超え、平均19.0得点はリーグ4位と強力なスコアリングを展開する。長崎の起点とも呼べる身体能力抜群のプレーを簡単に許すわけにはいかない。今シーズンより加入した#13 スミスは193cmの大型ポイントガード。ゲームメイクだけでなく、得点、アシスト、リバウンドと全てをこなすオールラウンダーだ。10月19日の群馬戦では43得点と脅威の爆発力を発揮。このダブルスコアラーを起点にスピーディーな展開に持ち込む長崎。全員で守り切る姿勢を貫かなくてはいけない。

さらに長崎では昨シーズンのチームメイト#17 山口も活躍を見せる。リバウンドからのプッシュ、勝負強いスコアリング、多彩なフィニッシュを武器にする、敵にするには恐ろしい選手だ。今年11月には日本代表に選出され、FIBAアジアカップ予選2025に出場。地元・栃木県での代表デビューと着実に成長を遂げている。共に戦い、「B1継続」を掴み取った昨シーズン。ロボッツとしても、あの頃から成長し続けるチームの姿を見せていきたい。

今節のロボッツは、いかにダブルスコアラーに仕事をさせないかが重要になってくるだろう。中でも、#13 スミスのマッチアップとして期待されるのが、チームNo.1ディフェンダーの#29 鶴巻啓太だ。今シーズン、クリス・ホルムHCからはディフェンスで絶対的な信頼を置かれ、毎試合エース級の選手とマッチアップしている。強靭なフィジカル、軽やかなフットワーク、そして全身のバネを活かした高いブロックなど、相手チームの得点源をシャットアウトする活躍が光る。長崎のオフェンスマシーン、茨城のディフェンスマシーンが繰り広げるリーグ屈指の矛楯対決は必見だ。

速さと速さがぶつかる見応え抜群の一戦。2024年のホームゲームを勝利で締めくくり、新年から勢いを上げることができる試合にしていきたい。

※データは第11節終了時点

両チームの注目選手

茨城ロボッツ:#20 ジェハイヴ・フロイド

11月に長崎から加入した豪快なインサイドプレーヤー。203cmとインサイドプレーヤーとしては小柄ながらも、類まれな身体能力、泥臭いプレーを厭わない献身性でチームを支える。オフェンスでは、合わせに徹しながらも、巨躯な体格を活かしたポストプレーでスコアリングができるハードワーカー。高いジャンプ力を活かしたダンクシュートやブロック、リバウンドはBリーグでも屈指の強さを誇る。#20 フロイドのインサイド、ロボッツのスピーディーな展開を牽引するガード陣が噛み合えば白星に近づくだろう。古巣対決となる今節。かつてのチームメイトたちに向けて最高のパフォーマンスを出していきたい。

長崎ヴェルカ:#17 山口颯斗

ロボッツの「B1継続」に大きく貢献したオールラウンダーが移籍後初の来水。昨シーズンはチームの中心選手として成長し、キャリアハイの平均10.9得点を記録。シーズン終盤の苦しい場面でハヤトがロボッツを救ってくれたことは記憶に新しい。195cmの長身から放たれる高確率の3Pシュート、フィニッシュのパターンも多彩で内外で活躍を見せる生粋のオールラウンダー。スコアリング面だけでなく長身を活かしたリバウンドから一気にボールをプッシュし、スピーディーなオフェンスを組み立てる。長崎のスピーディーな展開をさらに加速させるプレーヤーとして、活躍を続けるハヤトに、昨シーズンから強化したロボッツのディフェンスで先手を打っていきたいところだ。

※データは第8節終了時点

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