【第30節vs.北海道 GAME PREVIEW】シーズン最終盤。北海道戦ホーム初勝利へ!

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文:茨城ロボッツ
写真:B.LEAGUE、茨城ロボッツ

レバンガ北海道戦でのホーム初勝利を目指す第30節。ゲームデープログラムでご紹介するプレビューを先行公開!

目次

GAME PREVIEW

4月に入り、ホームゲームも残り3節。シーズン最終盤となる4月最初のホームゲームは同じ東地区のレバンガ北海道と対戦。未だホームでの対戦では1勝もできておらず、昨年12月の対戦でも、18点差での大敗を喫している。今節はホームで悔しさを晴らす今季唯一のチャンスとなる。

3月26日の群馬クレインサンダーズとの対戦ではチーム得点王の#5 ライアン・クリーナーを欠く中、#4 寺園脩斗がキャリアハイ28得点をあげる活躍を見せ、ハイスコアゲームを制した。アウトサイドでは#4 寺園のゲームメイクや個人技、インサイドではリーグトップの14.0リバウンドを誇る#40 トーマス・ウェルシュが猛威を振るう。内外バランスの良いチーム編成が功を奏しており、現在18勝と例年を上回るペースで勝ち星を積み重ねる。そんな中でも注目なのは、フィリピン代表も務める絶対的なウイングプレーヤーの#2 ドワイト・ラモスだ。今季は1試合平均5.5本の3Pシュートを放ちながら、37.0%で決めきる安定感を披露。トランジションから自身でプッシュ、また速攻の先頭を走る場面も多く見られ、スピーディーな展開から得点を量産する。好不調の波も少なく、かつチームプレーに徹することもできる万能型なプレーヤー。チームの潤滑油として欠かすことができない存在なだけに、ここからディフェンスで崩すことができれば自ずと勝機が見えてくるはずだ。

ロボッツとしては、ここ数試合で殻を破り続ける#17 駒沢颯が鍵になってくるだろう。スキルフルなプレーから生み出される高確率のアウトサイドシュートは、一度乗ってしまえば抑えることは容易ではない。直近7試合では42.3%と高確率の3Pシュート成功率を残し、チームの勢いを上げる。また、外を警戒するマークマンには巧みなハンドルで一気に抜き去る器用さもあり、同じタイプの#4 寺園とのマッチアップは必見だ。また、ここ最近効果を発揮しているゾーンディフェンスでも、ターンオーバーを誘い、北海道に思うようなオフェンスを許さず、主導権を握っていきたい。

苦しい状況が続く今シーズン。残り少ないホームゲームで何としてでも白星をブースターに届けていきたい。同地区のライバルである北海道を相手にホーム初勝利を全員で掴み取ろう。

※データは第28節終了時点

両チームの注目選手

茨城ロボッツ:#10 陳岡流羽

今年1月に練習生としてチームに参加し、その後、己の実力で特別指定選手としての登録を掴み取った期待のルーキー。大学ではディフェンス力が冴える大型ガードとして2度の日本一を達成。第22節越谷戦では、持ち前のディフェンス力と積極的にシュートを狙う気持ちの強さを見せつけた。外国籍選手にもフィジカル負けせず、タイトなディフェンスを披露。速攻の先頭を走るハッスルも備えており、ルーキーらしいフレッシュさとルーキーらしからぬ落ち着きを兼ね備える。地元出身選手として、アダストリアみとアリーナで躍動する姿に注目していただきたい。

レバンガ北海道:#34 盛實海翔

独特なリズムでディフェンスを崩すレフティー。「モリザネセクシー」の愛称で大学バスケを席巻したスキルフルなプレーは未だに健在。巧みなフェイクや一瞬でディフェンスを置き去りにするステップバックシュートなど、多種多様なスキルを持ち合わせる。今シーズンは3Pシュート成功率36.7%と高確率でリングを射抜き、キャリアでもトップクラスの数字を残している。抜群のゲームクリエイト、観る人を魅了するオフェンスで北海道の起爆剤となるだろう。

※データは第28節終了時点

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